サフラン Crocus sativus

サフランの花
写真 サフラン
撮影時期 2013.11.17
栽培状況 庭植え
科名・属名

アヤメ科
サフラン属

園芸分類

秋植え球根

別名

(特にありません)

原産地

小アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

10〜11月

【サフランについて】

サフランは、小アジア原産のアヤメ科クロッカス属の秋植え球根です。春に咲くクロッカスの仲間で、薬用や染料としても有名です。クロッカスと異なり秋に咲きますが、花の少ない時期に咲く薄紫の花はありがたいものです。

栽培したところでは、とても丈夫な球根で、花壇に植えるとよく増えますが、植えっぱなしでは、植えた年はよく咲いても、翌年はあまり咲かないということがありました。これは分球したものの、開花できるサイズに球根に育たなかったことによるもので、せっかく今年もと思っていてがっかりしたことを覚えています。

【花の特徴と性質】

サフランの花

草丈

花の咲く時期には、葉はあまり伸びていませんが、花が終わると次第に伸びて草丈が20pほどになります。

花径は5〜6pほどの一重の花で、色は淡紫色です。メシベが長く伸びます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が強く、つくりやすい球根です。

学名の説明

Crocus・・・・・サフランのギリシャ名 crokos に由来します。

sativus・・・・・「栽培された」

【主な種類と品種】

サフランとして流通しているのは、クロッカス・サティバス種だけのようです。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

暖地では9月上旬〜中旬ごろが植えつけの適期です。このころに植えつけると11月には開花します。植えっぱなしの場合は、もう少し早く開花します。

花壇に植える場合は、植えつけの1週間ほど前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて耕しておきます。植えつける際は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の球根用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

サフランの花

植え付けの深さ

花壇に植える場合は5cm、鉢やプランターに植える場合は、3cmを目安にします。

株間

5〜8pほどですが、密植した方が見栄えがよくなります。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

日陰でも咲きますが、花色が薄くなり本当の色が出ませんので、できるだけ日当たりのよい場所で育てます。

植え替え

花壇に植えた場合は、毎年掘り上げる必要はありませんが、植えっぱなしにしておくと、花があまり咲かなくなったということがよくあります。これは、親球が分球して子球がたくさんできますが、この子球に球根を肥大させる力が分散して、いずれの球根も翌年開花できるほどに太らなかったことによるものです。

ですので、こうした場合は、5月ごろに球根を掘り上げます。開花サイズまで大きくなっていない球根も、秋に植えつけて肥培管理し、充実した球根に育てると、翌年また花を咲かせます。

鉢やプランターの場合は、毎年植え替えます。

冬の管理

サフランは耐寒性が強く、戸外で冬を越します。

休眠期の管理

葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。

球根が乾いたら分球してネットの袋などに入れ、秋の植え付け時期まで雨の当たらない日陰の風通しのよいところで保管しておきます。

肥料

それほど多肥にする必要はありません。特に、窒素分を多く与えると球根が腐りやすくなりますので注意します。

植え付け時に緩効性化成肥料を少量すき込んでおきます。後は、花後と春先に追肥します。

病気・害虫

特にありません。

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