サザンカ(山茶花) Camellia sasanqua

サザンカの花
写真 サザンカ
撮影時期 2005.12.26
栽培状況 庭植え
科名・属名

ツバキ科
ツバキ属

園芸分類

常緑広葉中高木

別名

(特にありません)

原産地

日本

用途

庭植え

花期

11月〜3月

【サザンカについて】

サザンカは、秋から冬の花木として最も親しまれています。自生のものは九州までですが、江戸時代に園芸的に発展したと言われています。

サザンカの園芸品種は、主に野生のサザンカから育成されたサザンカ品種群、獅子頭の実生から育成されたカンツバキ品種群、それにサザンカとツバキの自然交雑種から育成されたハルサザンカ品種群に分けられます。

萌芽力が強いので、垣根などによく利用されており、晩秋〜初秋に美しい花を咲かせてくれます。

栽培したところでは、大変丈夫で、花の少ない時期によく咲いてくれるのもありがたいものです。

【花の特徴と性質】

サザンカの花

樹高

大木になると5〜6mになります。

ツバキによく似ていますが、花弁が一枚ずつ散るところが異なっています。

一重、八重、千重咲きなど、様々な咲き方があります。

花色は、白、桃、淡紅、紅色、覆輪などです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性とも強いですが、東北南部以南が適地です。

学名の説明

Camellia・・・・・・チェコの宣教師 G.J.Kamell への献名

sasanqua・・・・・和名がそのまま学名になったものです。

【主な種類と品種】

たくさんの品種がありますが、いくつか紹介します。

星飛竜

紅色に白の雲紋が入る中輪咲きです。

富士の峰

白花サザンカの代表種で、八重咲き中輪です。

優美

白地に紅の覆輪ぼかしで八重咲きの中輪です。

乙女サザンカ

淡桃色の千重咲き中輪

笑顔

ハルサザンカの代表種で、ピンクの八重咲きです。花に斑が入る絞笑顔もよく栽培されます。(写真:下から2枚目)

【育て方と栽培のポイント】

サザンカの花

植え場所

日当たりのよいところでも、日陰地でもよく育ちますが、日当たりが悪いと花つきがあまりよくありません。

また、暖地では問題ないですが、それ以外の地域は、北風が当たるところは避けます。

植え付け

3〜4月に植えつけますが、暖地では10月頃でもかまいません。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3〜4割程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

剪定

刈り込みを行うときは、秋から初冬に咲くサザンカは3月ごろに、ハルサザンカは花後すぐに行います。

夏以降に強剪定をすると、花芽を切ってしまい、翌年、花が咲かないことになります。

夏以降の剪定は、伸びすぎて樹形を乱している枝を切り詰める程度にします。

サザンカの花

ふやし方

挿し木で繁殖することができます。

適期は6月下旬〜7月中旬に鹿沼土などに挿せば、よく発根します。

肥料

2月に寒肥として有機肥料を施します。

ただし、ある程度大きくなれば、やせ地でもない限りあまり肥料を与えなくてもよく咲いてくれます。

病気・害虫

ツバキと同じように、チャドクガが発生すると葉を食い荒らされますので早めに駆除します。

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