イリシウム Illicium

イリシウムの花
写真
撮影時期
栽培状況
科名・属名

シキミ科
シキミ属

園芸分類

常緑中木

別名

シキミ

原産地

日本、中国

用途

庭植え

花期

3月

【イリシウムについて】

イリシウムは、仏事に使われることでおなじみのシキミ(写真:下)の仲間です。園芸品種として流通しているのは、赤い花が咲くフロリダナムやランケオラータムのほか、ヘンリーなども栽培されています。

ところで、シキミは、3月下旬の丁度お彼岸の頃にクリーム色の花が咲きます。果実だけではなく全木に毒をもっている有毒植物ですが、特に果実の毒性が強く「悪しき実」が転じてシキミと呼ばれるようになったとも言われています。

栽培したところでは、まだ、木が小さいので開花はこれからですが、シキミと同様、特段の病虫害もなく丈夫で育てやすいです。

【花の特徴と性質】

樹高

常緑中高木で樹高は3〜5mほどにはなるようですが、生育は比較的緩やかです。

【主な種類と品種】を参照

耐寒性・耐暑性

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

学名の説明

Illicium・・・・・ illicio(引き寄せる、誘惑する)に由来します。

floridanum・・・・・「フロリダの」

henryi・・・・・・アイルランドの医師で植物コレクターの Augustine Henry に因みます。

lanceolatum・・・・・「皮針形の」

anisatum・・・・・「アニスのような」
※ アニスは、古くから香料や薬草として利用されてきたセリ科の一年草です。

【主な種類と品種】

フロリダナム
I. floridanum

アメリカ原産で、深紅の大輪の花が咲きます。アメリカシキミとも呼ばれます。

ヘンリー
I. henryi

中国原産で、桃色の花が咲きます。

ランセオラツム
I. lanceolatum

中国原産で、濃い紅色の花が咲きます。

シキミ
I. anisatum

仏事に使われることでおなじみの木です。花はクリーム色です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

常緑樹ですので、一般的には3月〜4月ごろが適期です。ただし、ポット苗であれば、秋に植えても大丈夫です。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(バーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

イリシウムの花

植え場所

夏の強い西日が当たるようなところは避けるようにします。

剪定

生育がゆっくりですので、あまり樹形が乱れることはないようですが、伸びすぎた枝は適宜切り詰めておきます。

肥料

特に必要ありません。

病気・害虫

さほど被害を与えるようなものはありません。

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