アークトチス・グランディス Arctotis grandis

アークトチスの花
写真 アークトチス・グランディス
撮影時期 2010.5.29
栽培状況 秋まき後、庭植え(冬は農ポリでトンネルして霜除け)
科名・属名

キク科
ハゴロモギク属

園芸分類

秋(春)まき一年草、宿根草

別名

ハゴロモギク

原産地

南アフリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜6月

【アークトチス・グランディスについて】

アークトチスは、南アフリカ原産のキク科ハゴロモギク科の一年草又は宿根草です。花色が豊富な交配種も栽培されていますが、グランディスは、ガーベラに似た白花で中心が青紫になっていて、なかなか美しい花です。タネが販売されていますので、タネをまいて育てられます。

この植物のタネに冠毛がついていますが、おもしろいことに茎や葉にも灰白色の綿毛が密生しています。

栽培したところでは、春に箱まきにしてみましたが、発芽は良好で生育も早いので育苗は容易した。しかし、育苗はうまくいったものの残念ながら、花が十分咲かないうちに高温多湿で株がダメになってしまいました。その年は、開花時期に長雨が続いたことも原因かもしれません。

そこで、秋まきにして、厳冬期は農ポリでトンネルをして育てたところ、期待どおりに花が咲きました。

【花の特徴と性質】

アークトチスの花

草丈

50p以上になり、やや高性です。葉に灰白色の綿毛があります。

花径は6pほどで、一重のガーベラのような感じがしないでもありません。

耐寒性・耐暑性

半耐寒性ですが、暖地は秋まきが適しています。

本来は宿根草ですが、暖地では夏越しが難しいので一年草として扱われます。

学名の説明

Arctotis・・・・・ギリシャ語の「熊の耳」が語源です。
※ 冠毛に由来します。

grandis・・・・・「大きい」、「偉大な」

【主な種類と品種】

アークトチスの交配種は、こちらをご覧ください。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

半耐寒性ですが、関東以西の暖地では秋まきが適しています。発芽適温は20度前後ですので、9月中旬〜10月上旬にまきます。タネが綿毛に包まれていますので、湿った布などに包んでよく揉んでからまくと発芽がよくなります。箱まきにして、覆土は5ミリ程度にします。寒冷地は、春まきが適しています。

発芽後、本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えて育苗します。

植え付け

花壇に植えつけるときは、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。

本葉が6〜7枚になったら花壇やプランターなどに定植します。寒さに弱いので、寒さの厳しい地域は、ポリポットに植えたままフレームなど霜の当たらないところで育て、定植は春になって行います。

花壇に植えつける際は、バーク堆肥を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

アークトチスの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

25〜30p前後の株間とします。60cmの標準のプランターの場合、3株が目安です。

植え場所・置き場所

日当たり、水はけのよいところに植えつけます。

鉢やプランターも日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

過湿にすると根腐れをすることがありますので、鉢やプランターに植えた場合は、やや乾燥気味に育てます。

冬の管理

秋に花壇に植えた場合は、不織布でトンネルをするなどして霜除けをします。

鉢やプランターに植えた場合は、軒下など霜の当たらないところに移し、水やりは少なめにします。

肥料

花壇に植えるときは、化成肥料を1u当たり50gほど施します。

鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、春から開花時まで液肥を2週間に1回ほど与えます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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