ローゼル |
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【ローゼルについて】 |
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ローゼルは、アフリカ北西部原産のアオイ科フヨウ属の春まき一年草で、ハイビスカス・ローゼルと呼ばれることもあります。本来は宿根草ですが耐寒性が弱いので一年草として扱われます。ハイビスカスティーの原料となり、また、ジャムや塩漬けとしても利用されます。 短日植物で、日が短くなるにつれ花芽が形成されていき、開花は9月になります。目を引くのは美しい赤い色をしているガクです。 【栽培メモ】 株を購入して鉢植えで育てましたが、そこそこに育って花も咲きました。次の年に採っておいたタネを播いて育てたところ、草丈が1.5mを超え、びっくりするほど大きな株になりました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ローゼルの概要】 |
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草丈 鉢植えではそれほど大きくなりませんが、庭に植えると1.5〜2mほどになります。 花 花径5〜6pほどのクリームの花が一般的ですが、ピンクの花が咲くものもあります。 花は朝早く咲き、午後にはしぼむ一日花です。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強く夏の暑さを苦にしませんが耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Hibiscus・・・・・マロウ(アオイ)に似た植物のギリシャ語(ラテン語)の名前に因みます。 sabdariffa・・・・・この植物の現地語に由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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この属の中で、遅く咲くものとしてはシソアオイがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えで栽培する場合は、水切れを起こさないようにします。 タネ播き 発芽適温は20度ほどですので、早まきは避け、気温の上がってくる4月中旬〜5月にポリポットに播きます。覆土は、タネが隠れる2oほどにします。 植え付け タネから育てた場合は、ポリポットに根が回ったら庭やプランターなどに植え付けます。 園芸店やホームセンターなどで苗が販売されていますので、これを買って育てると簡単です。 鉢植えの用土 園芸用の培養土、もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜた用土などを使います。 株間 庭に植えると株が大きくなりますので、50〜60pほどにします。鉢植えは、大きめの鉢を使います。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところに植え付けます。鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 水切れさせると葉が黄色くなって下葉から葉が落ちていくことがありますので、鉢植えは、乾燥させ過ぎないようにします。 ふやし方 タネを採っておいて、翌春に播きます。 肥料 庭に植える場合は、植え付け時に有機質肥料を入れて植え付けます。追肥は6〜11月頃まで化成肥料を株元に施しておきます。 鉢に植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら6〜11月頃まで緩効性の固形肥料を定期的に与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 アブラムシなどが付くことがありますので、早めに駆除しておきます。 |
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