レモンマリーゴールド |
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【レモンマリーゴールドについて】 |
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レモンマリーゴールドは、メキシコ北西部とアリゾナ州南部が原産のキク科コウオウソウ属(マンジュギク属)の宿根草です。秋も深まって、花壇も寂しくなったころに美しく咲き続けます。普通のマリーゴールドと比べると花も葉も小さいですが、葉に強いレモンの芳香があります。このため、料理に使われたり、ハーブティーに利用されます。 また、根から分泌する分泌液がネマトーダやナメクジを寄せ付けない働きもあります。 とても丈夫で、最初は、どう見ても宿根草ですが、年数が経つとだんだんと茎が木質化して木本のようになってきます。ですので、庭に植えた場合は、植え替えの必要もありません。 なお、種小名の lemmonii は、「レモンの」という意味ではなく人名に由来します。 【栽培メモ】 庭植えにしていましたが、全く肥料をやらなくても、すばらしくよく生育しました。切り戻しの時期を失した年は、背丈ほどになって花が咲いてしまいました。 |
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【レモンマリーゴールドの概要】 |
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草丈 庭植えの場合は、二度ほど思いきって摘芯をすると草丈1mを少し超えるほどで収まります。放任をすると、伸びすぎて背丈を超えるほどになります。 葉を触ると強いレモンのよい香りがします。 花 花は小さく花径3pほどの一重の花ですが、株一面に賑やかに咲きます。 花は秋になると咲きますが、11月になってたくさん咲くようになり、霜が降りる頃まで長い間咲き続けます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり丈夫です。ただし、寒冷地は庭植えは避けたほうが安全かもしれません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Tagetes lemmonii 学名の説明 Tagetes・・・・・耕された大地から現れたエトルニア(紀元前のイタリアの都市国家)の神に由来します。 lemmonii・・・・・アメリカ合衆国の植物学者 John Gill Lemmonと妻の Sara Allen Plummer Lemmon に因みます。 |
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【主な種類と品種】 |
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姉妹品種にミントマリーゴールドがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 一、二度摘芯をすると締まった株になります。 植え付け 3月下旬〜5月ごろが植え付けの適期です。植え穴を大きくして、腐葉土(又はバーク堆肥)を十分に入れて植えつけます。 株が相当に大きくなりますので、鉢やプランターに植えるときは、大きめのものを使います。 鉢植えの用土 用土は、市販の培養土でよく育ちます。用土を準備するときは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところに植えつけます。 鉢やプランターも日当たりのよいところに置いて育てます。 株間 株がとてもよく広がりますので、庭植えで2株以上植えるときは、60〜80cmにします。 鉢植えは、当初は6号鉢ほどの鉢に植えますが、最終的には8号以上の鉢に1株植えつけます。 植え替え 根がよく張るので、鉢やプランターは毎年植え替えます。 古い用土を半分近く落として、一回り大きい鉢に植えつけます。 日常の管理 そのまま栽培すると、あまり分枝しませんので、摘芯すると、草丈も低くなり、開花時の見栄えもよくなります。 生育が非常によいので、5月下旬に1回目、そして2回目は8月上旬に行っていますが、少なくても8月に思い切って摘芯をすると株がまとまって、花付きもよくなります。 冬の管理 花が終わる時期は、寒さが増してくるころなので、花が終わったら地際から30cmほど残して切り戻します。もっとも、年数が経つと木本のようになりますので、50pほどのところで切り戻していました。 関東以西の温暖地の場合は、霜除けをしなくても冬を越します。それ以外の地域ては霜除けをした方がよいかと思われます。 肥料 プランターに植えた場合は、4月上旬〜6月頃と9月頃に緩効性の固形肥料を置肥にして与えます。庭植えの場合は、やせ地でない限り特に必要ありません。 病気・害虫 特にはありません。 |
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