リンドウ咲きカンパニュラ Campanula glomerata

リンドウ咲きカンパニュラの花
写真 リンドウ咲きカンパニュラ
撮影時期 2016.6.2
栽培状況 秋まき後、庭植え
科名・属名

キキョウ科
カンパニュラ属
(ホタルブクロ属)

園芸分類

宿根草

別名

カンパニュラ・グロメラータ

原産地

日本

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【リンドウ咲きカンパニュラについて】

リンドウ咲きカンパニュラは、カンパニュラ属(ホタルブクロ属)の宿根草で、リンドウに似た小さな濃紫色の花が咲きます。

ところで、ヤツシロソウ(Campanula glomerata var. dahurica)は、カンパニュラ・グロメラータの変種のひとつですが、一般的にカンパニュラ・グロメラータの植物全体をひっくるめてヤツシロソウと呼んでいる場合がほとんどです。

正確に言うとこれは間違いで、ヤツシロソウは、九州の山地にだけ分布していて、名前の由来は、熊本県の八代で発見されたことによります。なお、ヤツシロソウは、八代市のシンボルに制定されています。

栽培したところでは、秋まきにして、冬の間は無加温のビニールハウスに入れて苗を育て、3月に入って定植したところ、全ての株が開花するというところまでは行きませんでしたが、まずまずの結果が得られました。

【花の特徴と性質】

リンドウ咲きカンパニュラの花

草丈

50〜80pほどです。

リンドウに似た小さな濃紫色の花が咲きます。

タネを播いた場合、白花が咲くことがあります。(写真:下から2枚目)

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、耐暑性は強くありません。

関東以西の暖地の場合は、開花した後はほとんどが夏までに枯れてしまいます。

学名の説明

Campanula・・・・・campana(鐘)が語源です。

glomerata・・・・・「房になった」、「群れになった」

【主な種類と品種】

ヤツシロソウ(Campanula glomerata var. dahurica)は、カンパニュラ・グロメラータの変種のひとつです。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

タネから育てる場合は、春まきの場合は3月下旬〜4月ごろにまきます。秋まきの場合は9月中旬〜10月中旬ごろですが、秋まきにすると、通常の栽培では、開花は翌々年になります。

育苗箱にまき、タネが見え隠れするほどにわずかに覆土します。微細種子なので、底面吸水か霧吹きで用土が乾かないようにします。

発芽後、本葉が2〜3枚になったらポリポットに植え替えて、育苗します。

植え付け

リンドウ咲きカンパニュラの花

タネを播いて育てたときは、ポットに根が回ったころに定植します。

ただし、暖地の場合、春まきにしたときは、3号から4号のポリポットに植え替えて、夏場は半日陰の涼しいところに置いて苗を育て、涼しくなってから定植した方が暑さで枯れる割合が低くなります。

酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。

1週間ほどしたら、バーク堆肥を1u当たり10Lと化成肥料を1u当たり50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。

春先に苗が園芸店などで売られていますので、これを買って育てると簡単に花を楽しむことができます。ほとんどの場合、ポットに植わっていますので、早めに花壇やプランターなどに植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

一年草(二年草)と割り切るなら、花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

株間

25〜30pほどにします。

日常の管理

過湿にならないよう、鉢やプランターに植えた場合は、鉢土の表面が乾いてきてから水やりをします。

夏の管理

耐暑性が強くないので、鉢やプランターに植えた場合、暖地では、半日陰の涼しいところに置きます。タネを播いて育てたポット苗も同様です。

リンドウ咲きカンパニュラの花

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。

鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。

肥料

鉢やプランターに植える場合は、元肥として緩効性の化成肥料を与えます。

追肥は春になって茎が立ち上がり始めたときに化成肥料を与えます。

病気・害虫

ハダニやアブラムシが付くことがあります。

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