ラショウモンカズラ |
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【ラショウモンカズラについて】 |
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ラショウモンカズラは、本州、四国、九州のほか朝鮮半島や中国に自生するシソ科ラショウモンカズラ属の宿根草です。和名は、花冠を渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕に見立てたものと言われています。学名は、牧野富太郎博士によるものです 4月から5月にかけて花が咲き、花後に走出枝(ランナー)が出て、伸びていきます。シソ科の植物としては大きな花で、開花していると目立ちます。花が美しいので山野草として栽培されます。 【栽培メモ】 ラショウモンカズラとその桃花をとりあえず鉢植えにし、あんどん仕立てにして育てています。比較的耐暑性があるようで、午後、日陰になるところに置いて育てたところ、特に問題もなく育ち、二年目に少しですが花を見ることができました。なお、桃花は2年目にはまだ花が咲きませんでした。 |
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【ラショウモンカズラの概要】 |
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草丈 茎は30pほど伸びていきます。 花 基本種は青紫色で、4〜5pの長さになります。ほかにピンクの花が咲く種類があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、夏の高温と強光を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Meehania urticifolia 学名の説明 Meehania・・・・・19世紀のアメリカ合衆国の植物学者の Thomas Meehan への献名 urticifolia・・・・・「イラクサのような葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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基本種は青紫の花ですが、ピンクや白花もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏場は、明るい日陰に置いて強光と高温を避けます。 植え付け 3月頃が植え付けの適期です。つる性ですので鉢植えの場合は、あんどん支柱を立てておきます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土が適しています。山野草用の培養土、若しくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を2:2:1程度に混ぜた培養土などを使います。 植え場所・置き場所 鉢植えは、春と秋は半日陰に、夏は半明るい日陰の涼しいところに置きます。 庭に植える場合は、落葉樹の下などでやや湿り気のあるところが適しています。 植え替え 2年に1回を目安に、3月頃に植え替えます。 夏の管理 夏の高温と強光を嫌いますので、鉢植えは、明るい日陰の涼しいところに移します。 冬の管理 耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。冬の間も時々水やりをして乾燥させすぎないようにします。 ふやし方 株分けで増やすことができます。また、挿し芽やランナーを切り取って植え付けることができます。 肥料 花後と秋に緩効性の固形肥料を与えますが、量は控えめでかまいません。。 病気・害虫 過湿による根腐れに注意します。 |
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