リグラリア

リグラリアの花
写真
撮影時期
栽培状況

科名・属名

キク科
メタカラコウ属

園芸分類

多年草

別名

(メタカラコウ属)

原産地

日本、中国など

用途

庭植え

花期

7〜9月

【リグラリアについて】

リグラリアとはメタカラコウ属のことで、日本にもハンカイソウ(Ligularia japonica)、マルバダケブキ(L. dentataやメタカラコウ(L. stenocephala)などが自生しています。いずれも黄色の花が咲く多年草です。

園芸でリグラリアとして栽培されているのは、マルバダケブキやメタカラコウの園芸種、それにプルゼワルスキー(L. przewalskii)などです。

【栽培メモ】

7月初旬に‘バンドラ’という品種を植え付けましたが、夏を越して問題なく育っていますので、来春には花が咲きそうです。

【リグラリアの概要】

草丈

ロゼット状で40pほどですが花茎を含めると1m近くになります。

【主な種類と品種】を参照

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

耐暑性はありますが、夏の強い日差しを嫌います

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Ligularia

学名の説明

Ligularia・・・・・ligula(舌)が語源です。

stenocephala・・・・・ギリシャ語の steno(細い)+ cephla(頭)が語源です。

dentata・・・・・「歯状の」

przewalskii・・・・・19世紀のロシアの地理学者で探検家 Nicolai Przewalski への献名

【主な種類と品種】

デンタータ
L. dentata

本種には黒紫など葉色に特徴のある品種が流通していて、ツワブキに似た黄色の花が咲きます。‘ブリットマリークロウフォード’、‘ミットナイトレディ’、それに小型の‘パンドラ’などの品種があります。

プルゼワルスキー
L. przewalskii

大型の種類で、長い花茎が伸びて黄色の花が穂状に咲きます。

‘ボトルロケット’
(‘Bottle Rocket’)

メタカラコウの園芸種で、大型の品種です。こちらも長い花茎が伸びて黄色の花が穂状に咲きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

用土を乾燥させすぎないようにします。

植え付け

植え付けは春又は秋でもかまいません。環境が合えばかなり大きくなりますので、通常は、庭植えが適していますが大型のプランターを使えば栽培できないことはありません。

庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度のバーク堆肥(腐葉土)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

強い日差しを嫌いますので、半日陰で夏は明るい日陰になるようなところに植え付けます。また、乾燥を嫌いますので、西日が長く当たるようなところは避けるようにします。

プランターも鉢植えも半日陰で夏は明るい日陰になるところに置きます。

植え替え

春でも秋でも差し支えありませんが、寒地の場合は春がよいようです。

日常の管理

プランターで栽培するときは、水切れを起こさないようにします。

冬の管理

耐寒性は強いので、戸外で冬を越します。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を置肥しますが、量は少なめで差し支えありません。

病気・害虫

ナメクジが発生することがあります。

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