リキュウバイ(利休梅) |
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【リキュウバイについて】 |
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リキュウバイ(利休梅)は、バラ科ヤナギザクラ属の落葉中木です。有名な茶人、千利休に因んで付けられたとされていますが、ソメイヨシノが満開になる頃に咲く白い花は、サクラと比較すればずいぶんと控えめで利休好みというのも肯けます。 もっとも、この木は明治の頃に中国からやってきたそうですから、千利休が好んだ花ということではありません。実際のところは、この木を売り広めた種苗業者が名付けられたらしく、利休という名前をもらったので茶花として使われるようになったようです。牧野富太郎博士が命名した和名はウメザキウツギで、バイカシモツケとも言います。 【栽培メモ】 樹勢が強く、毎年よく咲いてくれます。暑さを少し嫌うとされていますが、高知の夏も問題とせず成育は良好です。もっとも、写真の木は、午後、日陰になるところに植えています。 |
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【リキュウバイの概要】 |
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樹高 あまり大きくはならず3mほどですが、剪定をして育てれば2mほどで栽培できます。 樹形は、株立ちになります。 花 梅に似た5弁の白花が咲きます。 花径は3〜4pほどで、花後に実がたくさん付きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり本州以南で栽培可能です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Exochorda racemosa 学名の説明 Exochorda・・・・・ギリシャ語の exo(外)+ chorde(ひも)が語源です。 racemosa・・・・・「総状花序の」 |
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【主な種類と品種】 |
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一般種よりも花が大きく、箒性の樹形となる 'マジカルスプリングタイム' という品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 成木になったら毎年の剪定作業が欠かせません。 植え付け 休眠期の12月あるいは2〜3月が植えつけの適期です。植えつけに当たっては、腐葉土あるいはバーク堆肥などを十分にすき込んでおきます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風で苗木がぐらつかないように支柱を立てておきます。 植え場所 日当たりのよいところでも、半日陰程度でも差し支えありません。日当たりが悪いと枝が粗になり花付きが悪くなります。 砂質壌土の方がよく生育するようですが、土質はさほど選ばずよく生育します。 剪定 生育が旺盛で、枝がよく伸びて樹形が乱れますので、成木になったら毎年の剪定作業が欠かせません。 花後の剪定は軽めにして、特に目障りな伸びすぎた枝などを剪定をして樹形を整えます。 強めの剪定は、落葉後の冬場に行います。長く伸びた枝には花芽が付きませんので、10cmほど残して切っておきます。後は、混みすぎた枝などを切り取って樹形を整えます。また、古くなって元気のなくなった枝は付け根から切り取っておきます。 なお、大きな枝を切ると、そこから枯れこむことがあります。 肥料 樹勢が強い木ですので、腐植質に富んでいれば、ほとんど肥料は与える必要はありません。 やせ地の場合は、1〜2月に寒肥を与えます。 病気・害虫 ウドンコ病が発生することがあります。 |
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