ヤマシャクヤク |
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【ヤマシャクヤクについて】 |
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園芸植物としておなじみのシャクヤク(芍薬)は、チベットから中国の江蘇州以北、満州などに自生するボタン科ボタン属の宿根草です。一方、ヤマシャクヤクは、本州、四国、九州および朝鮮半島に分布し、山地の樹の下に生えています。 シャクヤクよりも小さく、一重の花が咲きます。 【栽培メモ】 庭植えと鉢植にして育ててみました。鉢植えにした株には花が咲きましたが、庭植えの方は肥培管理が十分でなかったのか、花は咲きませんでした。来年に期待です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ヤマシャクヤクの概要】 |
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草丈 40p程度になります。 花 花径は5pほどで、一重の白花です。 耐寒性・耐暑性
比較的耐暑性がありますが強い日ざしを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Paeonia・・・・・ギリシャ神話の医神 Paeon に因みます。 japonica・・・・・「日本の」 |
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【主な種類と品種】 |
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近縁種に薄紅色の花が咲くベニバナヤマシャクヤク(P. obovata)があります。花はヤマシャクヤクより遅れて咲きます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 強い日ざしを避け、半日陰から明るい日陰で育てます。 植え付け 10月が植え付けの適期で、春植えは、やむを得ない場合を除き避けるようにします。 庭に植えるときは、直径と深さが30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れ、底土とよく混ぜ合わます。その上に掘り上げた土を敷いてから株を据え、土を戻して植えつけます。芽の上に5〜7pほど庭土がかかる深さにします。 鉢植えで育てる場合は、8〜10号鉢の大きな鉢を使い、5cmほどの深さにして植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、川砂を5:3:2程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 もともと樹下に生えていますので、強い日ざしを避けれるところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合は、花が咲くまでは半日陰で、その後は明るい日陰に置いた方が無難です。 植え替え 株分けを兼ねて10月ごろに植え替えをします。春に株分けするとよくありませんので、必ず秋に行うようにします。 鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。 日常の管理 鉢植えで育てる場合は多湿にならないようにします。一方、乾燥も嫌いますので用土を乾燥させすぎないようにします。 夏の管理 鉢植えは、強い日ざしを避け風通しのよい明るい日陰で育てます。 肥料 ヤマシャクヤクは多肥を好み、肥料分が少ないとよい花が咲いてくれません。 庭に植えた場合は、2〜3月ごろと花後、そして10月にも化成肥料を株元に与えます。 鉢やプランターで育てる場合は、同じ時期に緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 うどんこ病が発生することがあります。また、アブラムシが付くことがあります。 |
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