メリニス

メリニスの花
写真 ‘サバンナ'
撮影時期 2016.5.14
栽培状況 春まき後、庭植え(2年目)

科名・属名

イネ科
トウミツソウ属

園芸分類

宿根草
春まき一年草

別名

メリニス・サバンナ

原産地

南アフリカ〜マダガスカル

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月
8〜10月

【メリニス・サバンナについて】

メリニスというのは、イネ科トウミツソウ属のことですが、この中で一般に栽培されているのはネルビグルミス種(Melinis nerviglumis)の‘サバンナ' という品種です。なお、この属の中では、英名でナタールグラスと呼ばれるメリニス・レペンス(M. repens)が野生種として日本にも入ってきています。

‘サバンナ' は、園芸店やホームセンターなどに出ることはないようですが、タネが販売されていますのでタネから育てることができます。

初夏に夏から秋にかけて、赤っぽい微妙な色合いの穂がたくさん出てきますので、まとめて植えると目を引きます。温暖地では、春に播いた株が冬を越して、5月頃に一段と美しく咲きます。

【栽培メモ】

春播きにして花壇に植えたところ、順調に育ちましたが、タネを播く時期が遅かったのか1年目にはあまり花が咲きませんでした。

比較的はやや弱いとされていますが、農ポリを掛けて霜除けをしたところ、冬を越して2年目の春にとてもよく咲きました。

【メリニス・サバンナの概要】

メリニスの花

草丈

50〜60cmほどになります。

秋になると赤い花穂が美しい種類です。冬を越した株は春にもよく咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いです。耐寒性がやや弱いですが、関東以西の温暖地では霜除けをすれば宿根します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Melinis nerviglumis

学名の説明

Melinis・・・・・ギリシャ語の millet(雑穀)が語源です。

nerviglumis・・・・・ nervus(葉脈)+glumis(稲の穂咲)が語源です。

repens・・・・・「ほふく性の」

【主な種類と品種】

メリニス属の中で、園芸種として利用されているのは本種の 'サバンナ' という品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 関東以西の温暖地の場合、庭植えでも霜除けが必要です。

タネまき

発芽温度が22〜25度ですので、十分に気温が上がった4月下旬〜5月上旬ごろに育苗箱かポリポットに直接まきます。覆土は、タネが隠れる程度にします。

育苗箱に播いたときは、発芽後、本葉が3〜4枚になったらポリポットに植え替えます。ポリポットに直接まいた場合は、間引きして丈夫な苗を1本残します。

植え付け

ポットの底に根がまわったら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。その際、少し高畝にして、水はけをよくしておきます。

メリニスの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

花壇に植えるときは、20〜30cm程にします。標準の60cmのプランターの場合は、3株程度植えつけます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

株が混みあって来たら、3〜4月ごろに株分けを兼ねて植え替えます。

日常の管理

宿根した株は、春になり暖かくなったら、地際から5〜10cmほど残して枯れた葉を切り取ります。

もともと乾燥に強いので、鉢やプランターに植えた場合は、過湿にならないようにします。

冬の管理

冬が近づいてくると、葉が茶色く枯れてきますが、宿根させるなら霜除け代わりにして切り取るのは春まで待ちます。

耐寒性がそれほど強くないので、花壇に植えたときは霜除けをします。

鉢やプランターに植えている場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が十分に乾いたら晴れた日の午前中に軽く水やりをします。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け時に有機質肥料を与えますが、追肥は必要ありません。多肥にすると葉が茂って花付きが悪くなります。2年目以降は、やせ地でなければ無肥料でよく育ちます。

鉢やプランターの場合は、植え込み時に緩効性の化成肥料を入れて植えつけます。後は、株の状況を見て必要なら液肥を月1回程度与えます。

病気・害虫

特にありません。

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