メディニラ

の花
写真 メディニラ・マグニフィカ
撮影時期 2023.5.2
栽培状況 開花株購入

科名・属名

ノボタン科
メディニラ属

園芸分類

熱帯性低木

別名

オオバヤドリノボタン

原産地

アジアの熱帯地域など

用途

鉢植え

花期

7〜8月

【メディニラについて】

メディニラは、ノボタン科メディニラ属の熱帯性花木です。花が大変美しいことから「熱帯の宝石」とも呼ばれていて、植物園の温室では見かける機会の多い花です。

メディニラは、熱帯アジアなどに多くの種類が分布していますが、花が美しい種類は、フィリピン原産のマグニフィカ(M. magnifica)とジャワ島原産のスペキオサ(M. speciosa)です。二つの違いは、花序に大きな苞があるのがマグニフィカで、スペキオサには苞がありません。

いづれも耐寒性がないので、保温対策をしっかりと講じないと冬越しが難しいのが残念です。

【栽培メモ】

上の2枚の写真は開花株を購入したマグニフィカです。購入の時点でとても豪華に咲いていました。花が咲き終わってから、7月になって、つぼみが見えだし少しずつ伸びてきています。

冬越しが問題ですが、詳細は後日・・・。

【メディニラの概要】

メディニラの花

樹高

1〜2mほどになります。

枝先から房状に大きな花を下垂して咲かせます。一つの花は2cmほどですが、一つの房にたくさんの花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

最低でも10度を確保する必要があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ (保温設備がないと)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Medinilla

学名の説明

Medinilla・・・・・マリアナ諸島知事であった Medinilla に因みます。

magnifica・・・・・「壮大な」、「壮麗な」

speciosa・・・・・「美しい」、「きれいな」

【主な種類と品種】

流通しているのは、マグニフィカとスペシオサの2種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 耐寒性がないので鉢での栽培になります。

植え付け

園芸店やホームセンターで見かけることは少ないですが、たまに見かけることがあります。ネットの通販が早道かもしれません。

購入した鉢が根詰まり気味のときは、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

メディニラの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。

置き場所

春と秋は日当たりのよいところに置きます。

植え替え

2年に1回程度の間隔で植え替えをします。

日常の管理

夏場の水切れに注意します。

夏の管理

夏の強い日差しが当たると葉焼けをしますので、明るい日陰に移します。

冬の管理

最低でも10度以上を確保し、水やりは少なめにします。

肥料

生育期間中、月に1〜2回、緩効性の化成肥料を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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