メギ |
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【メギについて】 |
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メギは、本州、四国、九州に分布するメギ科メギ属の落葉低木です。葉の付け根に鋭い棘があることと刈り込みに耐えることから人止め用の植え込み材料としても利用されます。また、鋭い棘があることからコトリトマラズやヨロイドオシという別名がありますが、剪定などの作業には、少々やっかいです。 メギは目木とも書きますが、これは、メギの枝や根を煎じると抗炎症作用や抗菌作用のあるベルベリンが含まれる煎液ができますが、これを洗眼に用い、充血や炎症を防いだことによるものです。 なお、メギ属は世界で450種ほどが知られています。 【栽培メモ】 アトロプルプレアを購入して、今のところ鉢植えで育てていますが、問題なく育っています。 |
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【メギの概要】 |
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樹高 株立ち状で、1〜1.5mほどになります。 花 4月に葉が開くと同じころに小さな黄色い花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい(棘に注意します。) (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Berberis thunbergii 学名の説明 Berberis・・・・・この属の果実に付けられたアラビア語の berberys に由来します。 thunbergii・・・・・19世紀のスウェーデンの植物学者 Carl Peter Thunberg への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 剪定作業を行うときには、鋭い棘に注意します。 植え付け 3月もしくは11月頃が植え付けの適期です。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱を立てておきます。 鉢植えで育てる場合、購入した株の鉢が小さいときは、一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土若しくはバーク堆肥)を7:3程度に混ぜた用土などを使います。 植え場所・置き場所 庭植えは、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢植えは、日当たり〜半日陰に置きますが、夏場は半日陰の方が水やりの負担がいくぶん少なくなります。 植え替え 鉢植えは、毎年植え替えるようにします。 剪定 夏までに花芽ができますので、花を楽しみたい場合は、花後すぐに剪定を行います。花よりも樹形を優先するなら落葉期でも差し支えありません。赤い実を楽しむなら、花後の剪定は避け、伸びすぎた枝や混み合った枝を整理する程度にとどめます。 生け垣に利用する場合や特定の形に整えたりする場合は、全体を刈り込みます。また、自然樹形を生かしたいときは、混みあった枝を間引いて樹形を整えるようにします。 肥料 庭植えの場合は肥料はほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にありません。 |
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