ムラサキツユクサ |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【ムラサキツユクサについて】 |
|||||||||||||||||||
ムラサキツユクサ(Tradescantia ohiensis)は、ツユクサ(Commelina communis)とは別属で、アメリカの東部から中西部に自生するツユクサ科ムラサキツユクサ属の宿根草です。 この仲間には北アメリカ東部原産のオオムラサキツユクサ(T. virginiana)があり、ムラサキツユクサよりも花が大輪です。栽培されている園芸品種は、このオオムラサキツユクサから育成されたもので、紫だけでなく薄紅色や白花などの品種もあります。 ムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの違いは、オオムラサキツユクサの方が草丈が70〜100pと高くなり、花も花径が3〜5pと大輪です。また、オオムラサキツユクサの葉が2.5pほどと幅広いことが特徴です。ムラサキツユクサは草丈が50pほどで花も小ぶりです。 【栽培メモ】 オオムラサキツユクサ庭に植えていますが、暑さ、寒さに強く丈夫でとても育てやすい宿根草と言えます。また、株も次第に増えていきました。 |
|||||||||||||||||||
【オオムラサキツユクサの概要】 |
|||||||||||||||||||
草丈 園芸品種は30〜50pほどになります。 花 園芸品種は花径が4〜5p程度になります。花色は、白、紫、赤紫などがあります。花は、午前中によく咲き、午後には萎れてきます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性とも強く、育てやすい宿根草です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Tradescantia 学名の説明 Tradescantia・・・・・17世紀のイギリスの植物学者 John Tradescant への献名 ohiensis・・・・・「オハイオ州の」 virginiana・・・・・「バージニア州の」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 株が混み合ってきたら株分けして植え替えます。 植え付け 植えつけは、春、秋のいずれでもかまいません。鉢やプランターでも育てられないことはないですが、丈夫な宿根草で植えっぱなしにできることから、庭植えに向いているように思われます。 庭に植えるときは、深さ20〜30cmほどの植え穴を掘り、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たりと水はけがよいところに植え付けますが、大変丈夫な宿根草ですので、普通の庭土であれば土質にはそれほど気をつかう必要はありません。 株間 25〜30pほどにします。 植え替え 数年は植えっぱなしにできますが、株が混み合ってきたら、株分けをして3月ごろに植え替えをします。 冬の管理 冬になると地上部が枯れてしまいますが、耐寒性があり春になると芽を出してきます。枯れた茎を切り取っておきますが、霜除け等は不要です。 ふやし方 春の植え替え時に、大株を株分けして増やすことができます。 肥料 庭植えの場合は、肥料は特に与えなくてもよく育ちます。 病気・害虫 特にありません。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |