ミントバーム |
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【ミントバームについて】 |
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ミントバームは、中国原産のシソ科ナギナタコウジュ属の落葉低木で、ナギナタコウジュ(薙刀香需)(Elsholtzia ciliata)の近縁種です。ナギナタコウジュは一年草ですがミントバームは低木で、苗のときは多年草のようですが、だんだんと木質化してきます。 葉には強いミントの香りがあり、秋になるとライラックピンクの穂状の花が咲きます。 【栽培メモ】 鉢植えのまま、庭に置いてあったところ、根が庭に伸びて動かせなくなってしまいました。上の写真は、切り戻しをしなかったので枝が伸びすぎて、樹形が乱れてしまいました。 なお、ミント類には庭に植えると増えすぎて困る種類があのますが、ミントバームはハッカ属ではないこともあり、増えすぎるということはありませんでした。 |
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【ミントバームの概要】 |
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![]() 草丈 90〜120pほどになります。葉には強いミントの香りがあります。 花 ピンクの花が穂状に咲きます。穂の長さは10〜12cmほどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、また、比較的耐暑性があり温暖地でも夏を越すことができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Elsholtzia stauntonii 学名の説明 Elsholtzia・・・・・ドイツの博物学者 Johann Sigismund Elscholz に因みます。 stauntonii・・・・・イギリス最初の中国大使 George Leonard Staunton に因みます。 |
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【主な種類と品種】 |
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ピンクの花が咲く品種のほか白花があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花が終わったら、株を切り戻しておきます。 植え付け 春又は秋に植えつけます。耐寒性、耐暑性がありますので、鉢やプランターのほか庭に植えて楽しむことができます。 庭に植えるときは、植え付ける場所にあらかじめ苦土石灰を少し撒いて深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れて庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 ![]() 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 根がよく張りますので、鉢植えの場合は、できれば毎年、少なくても2年に1回は植え替えます。 日常の管理 終わった花穂は早めに切り取ります。花が咲くのが9月下旬〜10月になりますので、花が終わったら、株を切り戻しておきます。 冬の管理 耐寒性は強く、戸外で冬を越します。 肥料 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、生育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 庭に植える場合は、春と秋に緩効性の肥料を与えます。 病気・害虫 大きな被害を与えるものはありませんが、葉を食べられることがあり、放置すると株が見苦しくなってしまいます。 |
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