ミメテス

【ミメテスについて】

ミメテスは、南アフリカ原産のヤマモガシ科ミメテス属の常緑低木で、この属には１０種ほどがあるようです。国内ではまだ流通量の少ないですが、ククラツス種の‘クラッカージャックレッド’が販売されています。

本種は、木の印象からリューカデンドロンの近縁種ではないかと思われます。秋が深まってくるとと枝の先端部が赤くなり、枝の先端部分に綿毛のような白い花が咲きます。

【栽培メモ】

最近、購入したばかりで鉢植えで育てています。詳細は追って。

【ミメテスの概要】

樹高

1．５ｍほどになります。

花

枝の先に白い綿毛のような花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性がやや弱く、−３℃までとされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の４区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ （未確認）

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の４区分)

学名

Mimetes cucullatus

学名の説明

Mimetes･････「模倣」を意味するギリシャ語に由来します。

cucullatus･････「帽子形の」、「帽子状の」

【主な種類と品種】

クラッカージャックレッド（‘Crackerjack Red’）という品種が出ています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

耐寒性がやや弱いので、一般的には鉢植えで育てます。購入した木が小さい鉢に植わって根詰まり気味になっている場合は、根鉢を崩さないようにして、一回り若しくは二回り大きめの鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土（又はバーク堆肥）、パーライトを４：３：２：１程度に混ぜた用土などが一例です。

置き場所

日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。

植え替え

２年に１回を目安に植え替えをします。時期は４月ごろが適期です。

日常の管理

夏場を除き、過湿にならないように鉢土の表面が乾いてきてから水やりします。

夏の管理

夏場は、鉢土が乾燥しやすいので水やりが抜からないようにします。乾燥させすぎるとダメージが大きくなります、

冬の管理

霜の当たらない軒下などに置きます。また、特に寒さの厳しい時期は室内に移した方が安全です。水やりは控えめにします。

肥料

鉢植えの場合は、春と秋に置肥をしますが、リン酸分の少ないものがよいとされています。

病気・害虫

特にはないようです。