ミツデイワガサ |
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【ミツデイワガサについて】 |
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イワガサは本州の近畿地方以西、四国、九州に生育するバラ科シモツケ属の落葉低木です。このうち、葉の三裂したものをミツデイワガサ(三ツ手岩傘)といいますが、園芸としてはこちらの方が栽培されています。 写真のように、ミツデイワガサの花はコデマリによく似ていますが、枝ぶりや葉をみると容易にコデマリと見分けがつきます。ミツデイワガサは、コンパクトな樹形になりますので、鉢植えでも楽に栽培できます。 【栽培メモ】 鉢植えで長く育てていますが、暑さ寒さに強く、丈夫で育てやすい花木と言えます。 |
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【ミツデイワガサの概要】 |
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樹高 自生地では1〜1.2mほどになるようです。しかし、生育はゆっくりで、伸びた枝を剪定をすれば樹形が整いますので盆栽などによく利用されています。 花 花は、コデマリのように白い小さな花が集まって咲きます。花数もコデマリと比較しても遜色はないので、とても見栄えがします。 耐寒性・耐暑性
暑さ、寒さに強く、半日陰でも花を付けます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Spiraea blumei 学名の説明 Spiraea・・・・・・ギリシャ語の speira(螺旋)が語源です。 blumei・・・・・ドイツで生まれオランダで活動した植物分類学者 Carl Ludwig von Blumen への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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イワガサ自体は流通していませんが、葉の三裂したミツデイワガサが販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に、長く伸びた新枝を切り戻します。 植え付け コンパクトな樹形になりますので、庭植えのほか鉢植えで栽培するのに適しています。盆栽にも利用されています。 落葉樹ですので、11〜12月又は2〜3月ごろが植えつけの適期です。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 鹿沼土、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:4:2程度に混ぜたものを使っていますが、問題なく育っています。 植え替え 鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を軽く落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところを好みますが、半日陰でも花を付けます。 剪定 花後に、長く伸びた新枝を切り戻します。剪定して枝数を増やすと樹形が整い、開花時も見栄えがします。 夏には花芽ができてきますので、通常の剪定は、花後すぐに行います。冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。 冬場の剪定は、伸びすぎて、特に目障りな枝を切り詰める程度にとどめます。 肥料 春先と秋に緩効性の肥料を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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