ミムラス |
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【ミムラスについて】 |
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ミムラスは、ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の秋(春)まき一年草で、園芸品種として栽培されているのは北アメリカ西部を原産とする交雑種です。草丈が低く、プランターなどで育てるのにも向いています。元々は宿根草ですが、夏の高温に弱いので一年草として扱われます。 単色の花もありますが、花に斑が入るものもありもあります。斑が入るととても派手な印象を受けます。 なお、属名になっているミゾホオズキ(Mimulus nepalensis)は、北海道から九州のほか朝鮮半島などにも分布し、水辺生える宿根草で、園芸種のミムラスも乾燥を嫌います。 【栽培メモ】 春まき一年草とされている場合がありますが、一般的な春まきの時期にタネを播いたところ、開花時期が梅雨時から高温多湿の時期と重なり、あまりよい結果は得られませんでした。 秋まきにして、ポットのまま冬を越し、早春に花壇に植えたところ、よく咲いてくれました。なお、植え付け後、寒い日は不織布でトンネルをして霜除けをしています。 |
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【ミムラスの概要】 |
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草丈 だいたい20〜30p程度になります。 花 花径は2〜3pほどで、黄、オレンジ、赤などの色があります。 また、斑点の入った複色花があり、こちらはたいへんに派手な印象を与えます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性が弱く、温暖地では夏越しが困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Mimulus × hybridus 学名の説明 Mimulus・・・・・ mimus(道化者)の縮小形 hybridus・・・・・「雑種の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 好光性種子のため覆土はせず、底面から吸水させます。 ※ やや湿気の多い場所を好みますので、乾燥させすぎないようにします。 タネまき カタログを見ると春号に載っている場合が多いですが、梅雨明けの夏の暑さに弱いので、温暖地の場合は、早春に室内でまくか、9月下旬〜10月上旬に播きます。育苗箱にまき、好光性種子のため覆土はせず、底面から吸水させます。 発芽後、本葉が3〜4枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け 花壇に植える場合は、ポリポットに植えたまま霜の当たらない簡易温室やビニールハウスなどで育て、春になってから植えつけた方が失敗が少ないです。早く植えたときは、遅霜に備えて霜除けの準備をしておくと安心です。 花壇に植えつける際、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 春になると園芸店などで苗が出てきますので、これを買って鉢やプランターで育てると簡単に楽しめます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 花壇の場合は20pほどにします。60cmの標準のプランターの場合、3〜4株が目安です。 植え場所・置き場所 もともとは、湿気の多い半日陰地を好むようですが、秋まきで育てる場合は、春で花が終わりますので日当たりのよいところに植えつけます。 鉢やプランターも日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 やや湿気の多い場所を好み、乾燥を嫌いますので、鉢やプランターは、土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをします。特に、開花時は乾燥しすぎないように注意します。 冬の管理 耐寒性が弱いので、秋に播いた場合は、霜に当てないようポリポットに植えたまま、簡易温室やビニールハウスなどで育てます。 肥料 多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植えつけ時に化成肥料を1u当たり30gほど撒いて、庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。追肥は特に必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに、暖かくなったら追肥として月に2回程度液肥を与えます。 市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 特にないようです。 |
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