ミツマタ |
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【ミツマタについて】 |
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ミツマタは、中国原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。ご存じのとおり樹皮が和紙や紙幣の原料となる木ですが、慶長年間に中国から伝わったとされています。ミツマタの名の由来は、文字どおり枝が3本に分かれて出るところからきています。 早春に花が咲くことと香りもよいことから、花木としてもよく植えられています。自然に樹形が整っていきますので、剪定の手間もほとんどかかりません。 上の2枚の写真は大輪ミツマタですが、このところよく見かけるようになりました。その名のとおり一つの花房が5pほどになります。 【栽培メモ】 大輪ミツマタを植えてあったところ、3年ほどして突然枯れてしまいました。その後、もう一度、午前中しか日の当たらないところに植えたところ、今度は木が次第に大きくなり花がよく咲くようになりました。 |
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【ミツマタの概要】 |
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樹高 落葉性の低木で、1〜1.5mほどになります。 花 葉が開く前に、黄色の小花が蜂の巣のように球状に付き、下向きに咲きます。なお、ミツマタの花はよい香りをもっています。ベニバナミツマタは、その名のとおり花弁の内側が赤くなります。 耐寒性・耐暑性
東北南部以南で栽培可能といわれています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Edgeworthia chrysantha 学名の説明 Edgeworthia・・・・・19世紀のイギリスの植物学者 Michael Pakenham Edgeworth への献名 chrysantha・・・・・「黄金色の花の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 基本的に、剪定はさほど必要ありません。 植え付け 11〜12月と2〜3月が適期ですが、寒冷地は春植えとします。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱を立てておきます。 植え場所 日当たり、水はけのよいところに植えつけますが、西日が長く当たらないところが適しています。半日陰地でも十分に育ちますが、日陰や湿潤地は避けるようにします。 また、耐寒性は比較的ありますが、できれば北風が当たらないところを選ぶようにします。もっとも、温暖地であれば、それほど気にする必要はありません。 剪定 自然に樹形ができていきますので、剪定はさほど必要ではありません。必要なら、1〜2月に、木の内部の混み合った枝や地際から出る芽をつけ根から切り取ります。 肥料 1〜2月に寒肥を与えます。 病気・害虫 特にありませんが、テッポウムシの被害を受けることがあります。 また、ジンチョウゲと同様、元気だった株が急に枯れてしまうことがあります。 |
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