マンデビラ |
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【マンデビラについて】 |
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マンデビラは、ボリビアやブラジルなどが原産のキョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)のつる性低木です。初夏になると園芸店やホームセンターなどでよく見かけますが、最近、品種が多くなってピンクの大輪や八重咲きのものもたくさん見かけるようになりました。 以前は、旧属名のデプラデニアと言っていましたが、最近は新しい属名のマンデビラと呼ばれることが多くなってきています。 大変丈夫で夏の暑さにも強く、花もよく咲いてくれることから人気があります。なお、サンパラソルとして販売されているのも、この仲間です。 【栽培メモ】 つる性ですが、鉢植えで育てていると持て余すというほどの伸び方はしません。水やりと定期的な追肥さえ忘れなければ、夏の間もよく咲いてくれましたので、夏の鉢物として優れています。 |
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【マンデビラの概要】 |
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樹高 つる性ですが、園芸店やホームセンターで販売されている株は50p〜1mほどに仕立てられています。 大きくなれば、あんどん仕立てでも1.2mほどの支柱が必要になります。 花 花径7〜8pほどのピンクの花を咲かせます。白花もあります。 耐寒性・耐暑性
高温を好みますが、耐寒性はありませんので、冬は室内で管理します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 1年だけ育てる場合:やさしい 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい( (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Mandevilla spp. 学名の説明 Mandevilla・・・・・アルゼンチンに駐在したイギリスの外交官 Henry Mandeville への献名 amabilis・・・・・「愛らしい」、「かわいい」 boliviensis・・・・・「ボリビアの」 sanderi・・・・・ ドイツ生まれのイギリス人で、ハートフォードシャー州に栽培園を開いたHenry Frederick Conrad Sander への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ アンドン仕立てにするか、ネットなどに誘引していきます。 植え付け 耐寒性がないことから、通常は、鉢植えで育てます。園芸店やホームセンターなどでは、春には苗が、初夏になると開花株が出回りますので、これを買って育てます。 販売されている苗は、多くの場合、ポット苗など小さい鉢に植えられていますので、こうした場合は、早めに7〜8号程度の大きい鉢に植え付けます。 つるがよく伸びるものは、アンドン仕立てにするか、ネットなどに誘引していきます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 日当たりのよいところに置きます。日当たりがよくないと花付きが悪くなります。 植え替え 冬を越した株は、4〜5月ごろに植え替えます。根の張りがよいので毎年植え替えた方がよく咲いてくれます。 鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一〜二分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、半分以上、古い土を落として植え替えます。 日常の管理 生育期間中は水切れを起こすことのないよう、水やりを忘れないようにします。 つるが伸びてきますので、誘引をしていきます。伸びすぎたら、適宜に切り戻しをします。 冬の管理 耐寒性がないので冬は室内の暖かいところに置きます。水やりはごく少なくしますが、鉢土がよく乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。気温が高い時期ならいつでもできますので、30分ほど水揚げして、バーミキュライトなどに挿した後、日陰〜半日陰で管理すれば約2週間で発根します。 肥料 比較的多肥を好みますので、月に1回程度緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 ハダニやカイガラムシがつくことがあります。 |
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