ヘリコニア

ヘリコニアの花
写真 ヘリコニア
撮影時期 2024.8.3
栽培状況 鉢植え

科名・属名

オウムバナ科
オウムバナ属

園芸分類

多年草

別名

(特にありません)

原産地

熱帯アメリカ

用途

鉢植え

花期

【ヘリコニアについて】

ヘリコニアは、熱帯アメリカ原産のオウムバナ科オウムバナ属の多年草です。以前はバショウ科に分類されていましたが今はオウムバナ科にされています。この属には100種ほどが知られていますが、よく栽培されているのは、プシッタコルム(Heliconia psittacorum)、フミリス(H. humilis)、ロストラータ(H. rostrata)、それにこの属の種間交配種の‘ゴールデントーチ’などです。

植物園の温室で見かけることがあるように耐寒性が弱いので、鉢植えでの栽培になります。

【栽培メモ】

苗を購入したところですので、詳細は、追って

【ヘリコニアの概要】

草丈

【主な種類と品種】を参照

【主な種類と品種】を参照

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ (未確認)

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Heliconia

学名の説明

Heliconia・・・・・ギリシャ神話の女神たちが住んでいたヘリコン山の名に由来します。

humilis・・・・・「低い」、「小さい」

psittacorum・・・・・ギリシャ語の psittakos (オウム)が語源です。

rostrata・・・・・「くちばし状の」

【主な種類と品種】

プシッタコルム

ヒメゴクラクチョウカとも呼ばれ、草丈は1mほどの小型のヘルコニアです。赤い苞に包まれた黄橙色の花が咲きます。

フミリス

こちらも草丈が60〜80pほどの小型のヘルコニアです。苞は舟形で赤く、縁が黄色になります。

ロストラータ

草丈は2〜3mになります。長さ40〜50cmの花序が下に垂れ、苞は鮮やかな朱色で先が黄色で目立ちます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

植え付けは、十分に温度が上がった5〜6月ごろが適期です。苗はネットや種苗会社のホームペーシに載っていることがあります。

耐寒性が弱いので、通常は、鉢植えでの栽培になります。ですので、ヘリコニアの中でも小型のものを選ぶと、後の管理がしやすいと言えます。

置き場所

真夏以外は、日当たりのよいところで育てます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などが1例です。

植え替え

根詰まりしてきたら、5〜6月頃に植え替えをします。

根が太くがっしりしていますので、鉢から抜いたら伸びすぎた根を整理して、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢を大きくできないときは株分けをします。

日常の管理

生育期間中は、鉢の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。また、定期的に葉水を与えるようにします。

花が終わったら、早めに花茎を切り取っておきます。

夏の管理

強い日ざしを嫌いますので、夏が来たら半日陰に、また、真夏は明るい日陰に置くようにします。

冬の管理

耐寒性が弱いので、室内に取り込みます。水やりは控え乾燥気味に育てます。肥料も必要ありません。

ふやし方

植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。

肥料

与えなくてもかまわないようですが、与えるなら生育期間中に液肥を1ヶ月に2回程度与えます。

病気・害虫

アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。

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