ペペロミア・グランドキャニオン

ペペロミア・グランドキャニオンの花
写真 ペペロミア・グランドキャニオン
撮影時期 2006.2.26
栽培状況 開花株購入

科名・属名

コショウ科
サダソウ属

園芸分類

多年草

別名

ペペロミア・フレイゼリ

原産地

南米

用途

鉢植え

花期

(早春)

【ペペロミア・グランドキャニオンについて】

ペペロミア・グランドキャニオンは、南米のエクアドルやコロンビアが原産のコショウ科サダソウ属の多年草で、花が美しいので花物としても通用しますし、花のないときでも観葉植物としても楽しめます。グランドキャニオンという壮大な名前がついていますが、その由来は未確認です。流通名かもしれません。

ところで、ペペロミアは、通常、観葉植物として栽培されていますが、この属は、熱帯アメリカなど熱帯から亜熱帯の地域を中心に1000を超える種類があると言われる大所帯の属になります。日本にはサダソウ(P. japonica)が四国南部や屋久島などに分布しています。

【栽培メモ】

ずいぶん以前に開花株を購入していますが、昔のことなので栽培状況については確かではありません。冬の寒さで傷んだように記憶しています。

【ペペロミア・グランドキャニオンの概要】

草丈

花のないときは10pほどでしたが、花茎は30pほどに伸びました。

長い花茎を伸ばして、白い花が穂状になって咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 比較的強い

耐暑性は比較的ありますが、強い日差しを嫌います。耐寒性は弱く、8〜10度ほどが必要とされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Peperomia fraseri

学名の説明

Peperomia・・・・・ギリシャ語の peperi (コショウ) + homoios (似ている)が語源です。

fraseri・・・・・18世紀スコットランドの植物学者でプラントハンターの John Fraser への献名

【主な種類と品種】

ペペロミアは、アングラータやスイカペペとも呼ばれるアルギレイアなど、もっぱら観葉植物として栽培されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 年間を通じて明るい日陰で育てます。

植え付け

耐寒性が弱いことから、鉢植えで育てます。購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味のときは一回り大きい鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土が一例です。

ペペロミア・グランドキャニオンの花

置き場所

強い日差しを嫌いますので、年間を通じて明るい日陰に置きます。

植え替え

2〜3年に1回程度、5〜7月頃に植え替えます。

日常の管理

過湿にならないよう、鉢土が乾いてからたっぷりと水やりをします。

冬の管理

耐寒性が弱いので、室内で育てます。水やりは控えめにします。

肥料

5〜7月に液肥を月に1回程度与えます。

病気・害虫

ハダニやカイガラムシが付くことがあります。

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