フブキバナ

フブキバナの花
写真 フブキバナ
撮影時期 2021.1.25
栽培状況 鉢植え

科名

シソ科

属名

テトラデニア属

学名

Tetradenia riparia

園芸分類

常緑低木

別名

ハナフブキ

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え

花期

2〜3月

【フブキバナについて】

フブキバナ(吹雪花)は、南アフリカ原産のシソ科テトラデニア属の低木です。冬の間に花が咲きますが耐寒性はありません。写真の花色は白色ですが、咲き進むと淡い桃色になります。吹雪花という名称は、小さな花が風に吹かれて吹雪のように舞うことから名前が付けられたと言われています。

木には比較的強い香りがますが、ハーブのような独特のよい香りです。

【栽培メモ】

以前に栽培したときは、花は咲きましたが、その後寒さで枯れてしまった記憶があります。再度、購入して鉢植えにして寒さに気をつけて育てていたところ、花芽が早くから見え始め、1月になってよく咲いてくれました。暖かいところに置いておくと花が長持ちします。

【育て方は下へ ↓ 】

【フブキバナの概要】

樹高

2〜3mにはなりますが、鉢植えで育てると1〜1.5mほどで収まります。

シソに似たような白い花が咲きます。咲き進むと白から淡い桃色に色づきます。

フブキバナの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Tetradenia・・・・・ギリシャ語の tetra(4)+ adenos(腺)が語源です。

riparia・・・・・「川の近くに生ずる」

【主な種類と品種】

園芸品種は特にはないようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 冬の寒さに注意します。

植え付け

耐寒性が弱く、また、冬に開花しますので、通常は鉢植えで育てます。無霜地域では庭植えが可能かもしれませんが、沖縄など一部に限られます。植え付けの時期は4〜5月頃が適期です。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

フブキバナの花

置き場所

夏場以外は日当たりのよいところで育てます。

植え替え

4月ごろに植え替えますが、よく根が張りますので毎年植え替えた方が生育がよくなります。

剪定

伸びすぎて草姿を乱している枝は、花後に切り詰めておきます。

夏の管理

暑さには強いですが、できれば夏場は半日陰に鉢を移して鉢土が乾燥しすぎないようすれば、水やりの手間が多少とも省けます。

冬の管理

耐寒性が弱いので、冬は室内の日当たりのよいところに移し、水やりはやや控えめにします。ただし、フブキバナは1月には開花しますので、乾燥させすぎないように注意します。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

アブラムシやカイガラムシが付くことがあります。

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