フェイジョア |
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【フェイジョアについて】 |
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フェイジョアは、ウルグアイやパラグアイなどが原産のフトモモ科アッカ属の常緑中木ですが、現在栽培されている品種は、ニュージーランドで育成されたものです。なお、フェイジョアという名称は、以前の属名からきています。 もっぱら果樹として扱われていますが、写真のように花が美しいことから庭木やあるい生垣としても植栽されています。なお、昭和の初めに渡来したときは花木として扱われていたようです。 家庭用果樹としては、果実が生食やジャムに利用されますが花も食べることができます。ただし、自家結実性のある品種でないと、2品種を植えないと結実しません。 【栽培メモ】 以前に庭に‘アポロ’という品種を植えていました。順調に育っていて花もよく咲いていましたが、果実を収穫するところまでいきませんでした。というのも、カミキリムシにやられたのか、あるいは強い寒波の影響か、急に枯れ込んでしまいました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【フェイジョアの概要】 |
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樹高 3〜4mほどにはなるようですが、鉢植えでは1mほどに収まります。 花 内側に巻き込んだ花弁の外側が白く、雄しべが真っ赤という派手な花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性がやや弱く、温暖地でないと庭植えは厳しいと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Acca・・・・・「熱い砂」を意味する古代のヘブライ語が語源です。 sellowiana・・・・・19世紀に南米で標本採取をしたドイツ人の探検家 Friedrich Sello への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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自家結実性のある品種としては、‘アポロ’や‘クーリッジ’などがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 3〜4月が植え付けの適期です。やや耐寒性が弱いことから、庭植えは関東以西の温暖地が適地になります。それ以外の地域は鉢植えでの栽培になろうかと思われます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 なお、苗木が小さい場合は、すぐに庭植えにすると寒さで傷むことがありますので、鉢植えにして養成した後に植え付けた方が安全です。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭植えの場合は、北風の当たらない日当たりのよいところに植え付けます。 鉢植えも日当たりのよいところで育てます。 植え替え 2年に1回を目安に植え替えをします。 日常の管理 幹を1本にして枝を伸ばし、上部で枝をバランスよく配置するような仕立て方をします。樹形ができたあとは、3〜4月に混み合った枝を間引きします。 冬の管理 鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移した方が安全です。 肥料 2月と11月に有機質肥料を与えます。 病気・害虫 それほど被害を与えるようなものはないようですが、カミキリムシに注意します。また、カイガラムシが付くことがあります。 |
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