フッキソウ

フッキソウの花
写真 斑入りフッキソウ
撮影時期 2020.10.15
栽培状況 鉢植え

科名

ツゲ科

属名

フッキソウ属

学名

Pachysandra terminalis

園芸分類

宿根草

別名

キチジソウ

原産地

北海道、本州、四国など

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【フッキソウについて】

フッキソウ(富貴草)は、北海道、本州、四国に分布するツゲ科フッキソウ属の常緑の宿根草です。和名は富貴草で、名前の由来は、茂った常緑の葉と花序からけられ、繁殖を祝う意味だと言われています。

日当たりの悪い場所でもよく育つので、半日陰のグランドカバーとしてよく利用されています。

【栽培メモ】

日当たりの悪い家の北側に植え付けましたが、暑さ、寒さに強くよく育っています。

【育て方は下へ ↓ 】

【フッキソウの概要】

草丈

20〜35pほどで、茎が横に伸びて広がっていきます。

雌雄同株で花弁はなく、花序の上の部分に雄花が密に、基部に雌花が数個つきます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Pachysandra・・・・・ギリシャ語の pachys(太い)+ andros(おしべ)が語源です。

terminalis・・・・・「頂生の」 ※ 「頂性」とは、茎や枝の先端に花などをつけることです。

【主な種類と品種】

緑葉のほかに葉に斑が入るものがあり、一般にはこちらがよく栽培されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

夏と冬以外は植え付けできますが、3〜4月、10〜11月月頃が植え付けの適期です。

ポット苗であれば、真夏と真冬を除いてほぼ一年中植え付けができます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜25pほどにします。

植え場所、置き場所

耐陰性があり、半日陰や明るい日陰が適しています。逆に、日当たりがよいところですと葉焼けをしてしまいます。

植え替え

鉢やプランターに植えた場合は、根詰まりしてきたら新しい用土で植え替えます。

日常の管理

丈夫な宿根草ですので、ほとんど手間がかかりません。

ふやし方

茎が横に伸び根を出して広がっていきますので、春か秋にこれを切り取って植え広げることができます。また、5〜7月に挿し芽で増やすことができます。

肥料

庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。鉢やプランターに植えた場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。