フチンシア

フチンシアの花
写真 フチンシア
撮影時期 2005.4.2
栽培状況 苗購入後、庭植え

科名・属名

アブラナ科
フチンシア属

園芸分類

宿根草

別名

フッチンシア

原産地

ピレネー山脈、アルプス

用途

庭植え、鉢植え

花期

3〜4月

【フチンシアについて】

フチンシアは、ポット苗に付いていたラベルを見ると、「アルプスのお花畑」というキャッチコピーが付いていましたが、その名のとおり、ピレネー山脈、アルプス原産のアブラナ科フチンシア属の宿根草です。ただし、夏の高温に弱く温暖地では一年草の扱いになります。

耐寒性は強く冬でも艶やかな葉で、春になるとスイートアリッサムに似た白い花が咲きます。

【栽培メモ】

花壇に植えていましたが、夏が来る頃にはかれてしまいました。タネを採って秋まきができそうなので、次回はそうしてみたいと思っています。

【フチンシアの概要】

フチンシアの花

草丈

横に広がるので、寄せ植えの素材として適しています。また、寒冷地ではグラウンドカバーとしても利用できそうです。

横に広がる葉の中から花茎が伸びてきて、スイートアリッサムのような小花を咲かせます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

自生地でもわかるように耐寒性は強いですが、夏の高温多湿を嫌います。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Hutchincia alpina

学名の説明

Hutchincia・・・・・アイルランドの植物学者 Ellen Hutchins への献名

alpina・・・・・「高山の」、「アルプスの」

【主な種類と品種】

‘クリスタルカーペット’や‘アイスキューブ’といった品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏は涼しいところで管理すべきですが、温暖地では夏越しが難しいです。

植え付け

春先になると、園芸店やホームセンターなどにポット苗が出ていることがありますので、これを買って花壇やプランターなどに植え付けます。

本来は宿根草ですので、夏越しを考えるなら、季節によって環境を変えられる鉢植えがよいとは思います。もっとも、関東以西の温暖地の場合は、鉢植えでも夏越しが難しいので、花壇に植えても鉢植えでも、どちらでも差し支えないと思います。

フチンシアの花

鉢植えの用土

高山帯の岩場に自生する植物なので、水はけのよい用土に植え付けます。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところを好みます。

株間

20〜25pほどにします。

日常の管理

高温多湿を嫌いますので夏は涼しいところで管理すべきですが、温暖地では夏越しが難しいです。

肥料

鉢植えの場合は、液肥を2週間に1回程度与えるか。1ヶ月に1回、緩効性の固形肥料を置肥します。

花壇に植える場合は、それほど肥料は必要ありません。

病気・害虫

特にはないようです。

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