プルメリア Plumeria

プルメリアの花
写真 プルメリア ‘ディバイン’
撮影時期 2015.6.12
栽培状況 鉢植え
科名・属名

キョウチクトウ科
プルメリア属

園芸分類

常緑小低木

別名

インドソケイ

原産地

熱帯アメリカ

用途

鉢植え

花期

7〜9月

【プルメリアについて】

プルメリアは、熱帯各地では街路などに広く植栽されています。熱帯では四季咲きですが、タキイ種苗から購入した株は6月になって開花し始めました。

大型の花木で、寒さに弱いことから家庭での栽培には向いていないのかもしれませんが、最近、種苗会社のカタログには鉢植えで栽培できる矮性の品種が紹介されています。写真の株も、そのひとつで、樹高は60cmほどですが、よい苗を送っていただいたので早速花をつけ始めました。

なお、タネも販売されていますので、タネから育てることができます。「sunrainsoil」さんでタネを購入して播いたところ、発芽がすこぶるよく10本を超える苗ができて、その後の成育も順調です。

しかし、まともな温室がなく、花を見るところまで全部を育てることもできないので、どうしたものかと思案しています。

【花の特徴と性質】

樹高

現地では大きくなると高さが7〜8メートルになるようですが、鉢栽培では矮性の品種を育てます。

花色は桃、赤、白、黄のほか複色花があり、花には芳香があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性はなく、最低5度以上は必要です。

学名の説明

Plumeria・・・・・フランスの植物学者 Charles Plumier に因みます。

obtusa・・・・・「鈍い」

rubra・・・・・「赤色の」

【主な種類と品種】

プルメリアの園芸品種は、オブツサ(P. obtusa)とルブラ(P. rubra)の交配種が主要なものです。

‘ディバイン’

中心が黄色で周辺がピンクの矮性品種です。ピンクの色合いは時期により異なり、6月に咲いたときは淡いピンクでしたが、やさしい花色もなかなかよいものです。

‘インカゴールド’

黄色の花が咲く品種の中でも人気のある品種です。

‘ミニホワイト’

白地に中央が黄色で、花弁の周囲に淡いピンクが入る矮性の品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

十分に暖かくなった4月〜6月ごろが植えつけの適期です。ただし、園芸店などではあまり見かけませんので、種苗会社のカタログなどに載っている品種を購入して植えつけます。耐寒性がないので、鉢での栽培になります。

用土は、水はけのよいものを使います。私は、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を4:3:3程度に混ぜた用土を使っていますが、問題なく育っています。

置き場所

日当たりよいところで育てます。

植え替え

根詰りすると成育が衰え、花付きも悪くなりますので、2年に1回、5〜6月頃に植え替えをします。

鉢から株を抜いて根鉢の表面と底の古い用土を落とし、根を三分の一程度切り詰めてから新しい用土で植えつけます植え替えます。

日常の管理

過湿にすると、根腐れを起こしやすいので、水の与えすぎに注意します。

剪定

木が大きくなりすぎた場合は、室内に取り込む前に切り戻しをします。そうすると、春になって新芽が出てきます。

切り口からでる白い樹液に触れるとかぶれますので、必ず手袋をして作業をします。

冬の管理

耐寒性がないので、最低気温が10度を下回るようになったら室内に取り込みます。春になって、最低気温が10度ほどになったら外に出します。

冬場は葉が落ちて休眠状態になりますので、水やりをぐっと控えて、より乾燥気味に育てます。

ふやし方

5〜9月ごろに挿し木ができます。枝を切ると白い樹液がでますので、よく洗い流してから挿すようにします。

タネも販売されていますので、タネから育てることがもできます。赤玉土と鹿沼土を等量にした用土を入れたポットに播いたところ、通常の管理でよく発芽し、成育も順調です。

肥料

あまり多肥にする必要はありません。植えつけ時に緩効性肥料を少し混ぜ込んでおきます。後は薄めの液肥をときどき与えます。

病気・害虫

カイガラムシやアブラムシが付くことがあります。

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