ブータンノボタン |
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【ブータンノボタンについて】 |
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ブータンノボタンは、学名でもお分かりのようにネパール原産のノボタン科ヒメノボタン属の常緑低木です。ネパールということで寒さに強いように思われるかもしれませんが、さにあらず、耐寒性が弱いので注意が必要です。 ヒメノボタン属には、属名になっているヒメノボタン(O. chinensis)が紀伊半島以西の四国、九州などに分布していますが、メキシコノボタン属のメキシコノボタンがヒメノボタンの名前で流通していることがあります。 【栽培メモ】 他のノボタンと同じように、寒さに気を付ければ栽培は容易です。もっとも、水切れには弱いので、その点は注意が必要です。 |
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【ブータンノボタンの概要】 |
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樹高 1mほどにはなるようです。ただし、剪定をして育てれば、通常の鉢栽培ではそこまで高くはなりません。 参考までに、写真の株は40pほどです。 花 花径4〜5pで、淡いピンクの上品な色合いの花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はないので霜に当たると枯れてしまいます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 osbeckia nepalensis 学名の説明 osbeckia・・・・・スウェーデンの探検家で博物学者の Pehr Osbeck への献名 nepalensis・・・・・「ネパールの」 |
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【主な種類と品種】 |
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ヒマラヤンオパールという名前で出回っています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 乾燥に弱いので、夏場の水切れに注意します。 植え付け 耐寒性がないので、鉢植えで育てます。園芸店やホームセンターなどに開花株が夏から秋にかけて出ていることがありますので、これを買って育てます。 購入した株の鉢が小さいときは、根鉢をあまり崩さないようにして一回りか二回り大きい鉢に植えつけますが、植え付けた後、しばらくは鉢土が乾燥しないよう注意します。乾燥させると、葉先が枯れこんできます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土が一例です。 置き場所 日当たりのよいところに置いて育てます。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。 植え替え 2年に1回を目安に、4〜5月ごろに植え替えます。鉢から抜いて、古い土を少し落として一回り大きい鉢に植え替えますが、あまり根鉢を崩しすぎないようにします。 日常の管理 乾燥に弱いので、水やりを忘れないようにします。特に夏場は注意します。 剪定 枝が伸びて樹形が悪くなったら、花後に切り戻しをしておきます。強剪定をするときは、春先に行います。 冬の管理 耐寒性が弱いので、温暖地以外は冬は室内に取り込みます。関東以西の温暖地では、霜の当たらない軒下でも大丈夫ですが、強い霜が降りそうなときは室内に取り込んだ方が安全です。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。 肥料 4〜10月にかけて、夏場を除き2ヶ月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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