プロテア

プロテアの花
写真 ‘リトルプリンス’
撮影時期 2023.4.8
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ヤマモガシ科
プロテア属

園芸分類

常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え

花期

5〜11月

【プロテアについて】

プロテアは、南アフリカ原産のヤマモガシ科プロテア属の常緑樹で、一般によく栽培されているのは、ここで取り上げている花の大きなキングプロテアという種類です。

プロテアは、やや乾燥気味の環境を好み多湿を嫌いますが、かといって乾燥させすぎるとダメージが大きく回復できずに枯れてしまうことがあります。ですので、鉢植えの場合は、こまめな管理が必要になります。

【栽培メモ】

キングプロテアの苗木を購入して、鉢植えで育て始めたばかりですので、詳細はおって。

【キングプロテアの概要】

樹高

30cm〜2mほどになるようです。

花径は10〜30pほどになります。花弁のように見えるのは苞と言われる部分で、本当の花は中の白い部分です。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性はありますが、多湿を嫌います。また、やや寒さに弱いので霜に当てないようにします。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Protea cynaroides

学名の説明

Protea・・・・・ギリシャ神話の海の神プロテウスに因みます。

cynaroides・・・・・「チョウセンアザミ属に似た」

【主な種類と品種】

プロテア属にはキングプロテアの他に花が一回り小さいクイーンプロテアがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

プロテアは、やや寒さに弱いことに加え、多湿を嫌いますので通常は鉢植えで育てます。梅雨のある日本の気候では庭植えはやや厳しいように思われます。植え付けの時期は、春が適しています。

鉢植えの用土

一般的に、ツツジと同じようにやや酸性の土壌を好みます。私は、鹿沼土、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)を5:3:2程度に混ぜた用土に植え付けました。

置き場所

春と秋は日当たりのよいところに置きます。

プロテアの花

植え替え

鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。

根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。

日常の管理

多湿を嫌いますので、やや乾燥気味に管理しますが、乾燥させすぎないように注意します。梅雨時など長雨が続きそうな場合は、雨のかからないところに移すようにします。

剪定

花が咲き進んだら、株の負担を減らすため切り戻しをします。切り取った花はドライフラワーにして楽しむことができます。

夏の管理

風通しのよい半日陰に置くようにして、過湿にならないように注意します。

冬の管理

霜に当たると傷みますので、霜の当たらない軒下に置きます。寒冷地は、室内に取りこみます。

水やりは控えめにしますが、乾燥させすぎないように注意します。

肥料

基本的に無肥料でも育ちますので、無肥料でもかまいません。

病気・害虫

カイガラムシが付くことがあります。

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