フリージア |
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【フリージアについて】 |
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フリージアは、南アフリカのケープ地方原産のアヤメ科フリージア属の秋植え球根です。美しい花と芳香を合わせ持っていて、秋植え球根の中でも特に人気のあるもののひとつです。 花色も豊富で園芸品種も多く、どの品種を植えるか決めるのに困ってしまいます。また、原種系フリージアもなかなか魅力があります。 少し寒さに弱いですが、温暖地では霜除けをすれば庭植えもできます。また、寒い地域では、鉢やプランターに植えて楽しむことができます。 【栽培メモ】 11月上旬に庭植えにしましたが、暖冬であったことも幸いし、写真のようにきれいな花を咲かせてくれました。温暖化のせいでしょうか、最近は庭植えでもあまり問題なく育つようになりました。ただし、特に寒さの厳しいときは霜除けをしています。 |
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【フリージアの概要】 |
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草丈 草丈は、30〜40p前後の品種が多く出回っています。 花 この花の最大の魅力は、なんと言っても、その香りと優雅な風情にあります。 花色は非常に多彩で、白、黄、桃、橙、赤、青紫、紫とそろっています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はそれほど強くありませんが、関東以西の温暖地では、霜の当たらない軒下であればそれほど傷むことなく冬を越せます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Freesia hybrida 学名の説明 Freesia・・・・・ドイツの植物学者 Friedrich Heinrich Theodor Freese への献名 corymbosa・・・・・「散房状の」、「散房花序状の」 refracta・・・・・「割れた」、「裂けた」 alba・・・・・「白色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸品種の基になっているのはコリンボサ(F. corymbosa)、レフラクタ(F. refracta)、アルバ(F. alba)などですが、原種系も花が美しく、よい香りを持っています。以下は、カタログで見かける品種の一部を載せてみました。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合は、霜よけをする必要があります。 ※ 咲き終わった花がらは、早めに取り除きます。 植え付け 10月中旬〜11月中旬ごろに植えつけます。関東以西の温暖地では、花壇でも鉢やプランターでも栽培できますが、その他の地域は鉢やプランターで育てます。 花壇に植えるときは、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土を30pほどよく耕して植えつけます。酸性土壌の場合は、苦土石灰を適量混ぜておきます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土が適していますので、球根用培養土のほか、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。 植え付けの深さ 庭植えでは球根の上に5pほど土が被る程度に、また、鉢植えでは3cmほど用土が被る程度の深さに植えつけます。 株間 植え付け間隔は、10p程度とします。鉢植えの場合は、5号鉢で5〜6球程度が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよい場所が適しています。鉢植えも日当たりのよいところで育てます。 庭植えにする場合は、アヤメ科の植物を植えてあったところは避けるようにします。 日常の管理 鉢植えは、鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。 咲き終わった花がらは、早めに取り除いて球根の肥大を助けるようにします。 冬の管理 10月に庭に植えつけたときは、すぐに芽を出し11月に入るとかなり大きくなりました。このように、早く植え込むと葉がすぐに伸びますので、温暖地以外では冬の寒さに傷んでしまう恐れがあります。 そこで、庭植えの場合は、寒さの厳しいときは、不織布などでトンネルをして霜よけをする必要があります。 鉢やプランターで育てる場合は、日当たりがよく霜の当たらない軒下などに置きます。 休眠期の管理 花壇に植えている場合は、葉が黄色くなったら掘り上げ、日陰でよく乾燥させて、風通しのよい場所で保管します。 鉢植えの場合は、葉が黄色くなってきたら掘り上げてもよいですし、水やりを中止して、秋まで雨の当たらない日陰に置くこともできます。 肥料 花壇で育てるときは、植え付け時には肥料を与えず、葉が出てから緩効性の化成肥料を株元に撒いておきます。 鉢やプランターで育てる場合も、葉が出てから緩効性の化成肥料を株元に撒いておき、後は、春になったら液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 ウイルス病が発生することがあります。この場合は、防除法がありませんので処分するほかありません。 また、高温多湿の環境に置くと灰色カビ病が発生することがあります。 |
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