ブバルディア |
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【ブバルディアについて】 |
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ブバルディアは、メキシコ、中南米原産のアカネ科カンチョウジ属の花木で、現在出回っている園芸品種は、レイアンサ(B. leiantha)、ロンギフローラ(B. longiflora)などの種間交配種です。 園芸店やホームセンターなどで見かけるのは、鉢栽培に向いたコンパクトな品種が中心です。耐寒性が弱く、庭植えには向いていませんが、温室がなくても栽培できます。 短日性ですので、本来は10月頃から開花しますが、園芸店やホームセンターなどでは短日処理された鉢物が出回ります。古くから温室栽培されていたものですが、夏の強い日射しを避け、冬の寒さに気をつければ、栽培はそれほど難しくはありません。 【栽培メモ】 以前に開花株を購入したときは、夏場、強い日差しが当たりっぱなしのところに置いて、枯れそうになったことがあります。 |
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【ブバルディアの概要】 |
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樹高 園芸店やホームセンターなどでは30〜40pほどのものがよく売られています。 花 花は、写真のように4弁で、白、ピンク、赤があります。 管理がよければで、夏と冬季以外は周年花を見ることができます。 耐寒性・耐暑性
夏の強い日差しが苦手です。また、耐寒性はありませんので、冬は室内に取り込む必要があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Bouvardia × hybrida 学名の説明 Bouvardia・・・・・17世紀フランスのロワ植物園の管理者 Charles Bouvard への献名 leiantha・・・・・ギリシャ語の leio(滑らか)+ antha(花)が語源です。 longiflora・・・・・「長い花の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に5〜6節を残して切り戻すと、秋に再び開花します。 ※ 夏場は半日陰の涼しいところに置きます。 植え付け 耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てます。園芸店やホームセンターなどで開花株をよく見かけますので、これを買って育てます。植えられている鉢が小さいときは、一回り大きい鉢に植え替えて育てます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。時期は、4〜5月頃が適期です。 日常の管理 水やりは、鉢の表面が乾いてからたっぷり与えますが、夏場の水切れには注意します。 花後に5〜6節を残して切り戻すと、秋に再び開花します。 夏の管理 暑さに強く夏の強い日差しも平気かと思いがちですが、そうではなく、夏場は強光を避け半日陰の涼しいところに置きます。 冬の管理 通常の栽培では、寒くなってくると葉を落としますので、強めに剪定をして室内で育てます。水やりは控えめにします。 私も知らずに失敗しましたが、冬になって、室温が下がると落葉しますが、枯れてしまったと勘違いして株を捨ててはいけません。春になって、暖かくなってくると新芽が出てきます。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。6月ごろに、十分水揚げして鹿沼土などに挿し木すると発根します。 肥料 肥料は、成育期間中の4〜6月と9〜10月に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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