ブーゲンビレア Bougainvillea

ブーゲンビレアの花
写真 ブーゲンビレア・グラブラ
撮影時期 2001.6.10
撮影場所 安芸市にて
科名・属名

オシロイバナ科
ブーゲンビレア属
(イカダカズラ属)

園芸分類

常緑つる性花木

別名

イカダカズラ

原産地

ブラジルなど中南米

用途

鉢植え

花期

5〜10月

【ブーゲンビレアについて】

ブーゲンビレアは、ブラジルなど中南米原産の非耐寒性つる性花木です。中南アメリカに14種あるとされていますが、栽培されているのは、スペクタビリス(B. spectabilis)やテリハイカダカズラとも呼ばれるグラブラ(B. glabra)、それにブーゲンビレア属の種間交配種です。

南国ムードあふれるブーゲンビレアは、ハイビスカスとともに、たいへん人気のある熱帯花木の代表で、植物園の温室などで、大きくツルを伸ばしたブーゲンビレアに花がいっぱい咲いているところをご覧になった方も多いと思います。

花色も豊富で品種もたくさんありますが、耐寒性がないことから、園芸店などでは、もっぱら、鉢植えに適したコンパクトな品種が売られています。

高知県の東部、安芸市以東の国道を走っていると、グラブラの大きな木に花が満開になっているのをよくみかけますが、高知県でも庭植えのブーゲンビレアが越冬できるところは無霜地域に限られます。

【花の特徴と性質】

ブーゲンビレアの花

樹高

つる性ですので、暖地では3〜5mほどに伸びます。

花に見えるのは苞です。花色は、黄、淡桃、赤、赤紫などがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱く、冬は5度以上必要なため室内に取り込んで管理します。

学名の説明

Bougainvillea・・・・・フランスの探検家 L.R. de Bougainville に因みます。

spectabilis・・・・・「華々しい」、「はなやかな」

glabra・・・・・「毛のない」

【主な種類と品種】

スペクタビリス
B. spectabilis

茎や葉に毛があり、苞も大きいのが特徴です。‘メリー・パーマー'などの園芸品種があります。

グラブラ
B. glabra

テリハイカダカズラとも呼ばれます。葉に毛がないのが特徴で、苞も小型です。比較的耐寒性があり、高知県では、無霜地域で庭植えの木を見かけます。変種に多花性のサンデリアーナがあります。

園芸交配種
B. x buttiana

ブーゲンビレアの種間交配種で、‘ミセスバット’、‘ダブルホワイト’などの品種があります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春から園芸店やホームセンターなど開花株が売られていますので、これを買って育てます。耐寒性がないので、通常は、鉢植えで育てますが、ツルが伸びますので、アンドン仕立てなどで栽培します。

ブーゲンビレアの花

購入した開花株は、鉢が小さく根詰まり気味になっている場合が少なくありません。こうした場合は、あまり根鉢を崩さないようにして一回り、もしくは二回り大きい鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、軽石砂(パーライト)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

置き場所

年間を通じて、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

毎年、5月頃に新しい用土を使って一回り大きい鉢に植え替えます。鉢が大きくなって同じ大きさの鉢を使うときは、三分の一程ほど根を切り取って植え付けます。

日常の管理

春から秋は日当たりのよい場所で、水やりをやや控えめにして育てると花付きがよくなります。

ただし、夏場の水切れには注意します。

剪定

初夏に花が咲くと枝が伸びてきますので、伸びた枝を三分の一程度残して切り戻します。その後、枝が伸びるごとに、切り戻しをすると枝数が増えていきます。剪定の時期は、花後から8月中ごろまでです。

冬の管理

耐寒性がないので、冬は室内で管理します。水やりは控えめにします。

ブーゲンビレアの花

暖地の場合、やや耐寒性のあるグラブラ系の品種は霜の当たらない軒下で冬を越すことができます。

ふやし方

6〜7月に挿し木で増やすことができます。

肥料

肥料を与えすぎるとと葉ばかりが繁って花が咲きにくくなります。肥料切れに見える程度にして、肥料は花後に与えるのが基本です。

病気・害虫

特にありません。

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