フクジュソウ(福寿草) |
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【フクジュソウについて】 | |||||||||||||||||||
フクジュソウ(福寿草)は、日本、東部シベリア、中国、朝鮮半島が原産のキンポウゲ科フクジュソウ属の宿根草です。江戸時代から品種改良がなされ、多くの園芸品種が作り出されています。 ガンジツソウという別名があるように、新年を飾るめでたい花として昔から栽培されています。ただし、元日というのは旧暦のことで、通常の栽培では正月頃には咲かず、温暖地は2月、温暖地以外では3月頃咲きます。 【栽培メモ】 やや暑さを嫌いますが、上の写真の株はプランターに植えて、午前中に3時間程度、日の当たるところに置いてあったものです。庭に植えてあった株も、よく咲いていました。 |
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【フクジュソウの概要】 |
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草丈 花の咲く頃は10pほどですが、葉が伸びてくると25pほどになります。 花 一般的には黄色の品種が多いですが、オレンジ色の花を咲かせる品種もあります。花径は3〜4pほどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、夏の強い日射しと高温を嫌いますので、落葉樹の下などに植え込みます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Adonis ramosa(= A. amurensis) 学名の説明 Adonis・・・・・ギリシャ神話する美青年アドニスに因みます。 ramosa・・・・・「分枝の」、「枝のある」 amurensis・・・・・「アムール地方の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ フクジュソウは根が多いので、鉢植えの場合は深鉢を使用します。 植え付け 株分けをした株を植える場合は、9〜10月頃が適期です。園芸店やホームセンターなどには12月頃に苗が売られているのをよく見かけますが、ほとんどが小さな鉢に植えられていますので、その場合は大きめの鉢に植え替えます。 庭に植える場合は、深さ30cmほどの植え穴を掘り、根をよく広げて植えつけます。植える深さは、根株の上に5〜6cmの土が被る程度にします。 フクジュソウは根が多いので、鉢植えの場合は深鉢を使用し、根株の上に2〜3cmの土が被る程度にします。 鉢植えの用土 赤玉土、鹿沼土を等量に混ぜた用土などを使います。庭植えもそうですが、堆肥類は入れない方が無難です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、冬の日当たりのよい落葉樹の下などに植えつけます。 鉢植えは、晩秋に芽が出てから花が咲き終わるまでは、午前中くらいは日当たりのよいところに置きます。この時期に日当たりが悪いと花が開かないことがあります。 葉が茂るようになったら半日陰に移し、地上部が枯れて休眠期に入ったら風通しのよい北側に置いて管理します。 植え替え 鉢植えの植え替えは、毎年、若しくは2年に1回行います。 日常の管理 鉢植えの場合、地上部が枯れた後も水やりは続けます。ただし、高温多湿をきらいますので、地上部が枯れた後は水やりを控えめに管理します。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないように注意します。 ふやし方 植え替えの際、株分けをして増やします。株についた土をよく落としてから、株を両手でつかんで上下にに動かしながら2〜3芽ずつに分けます。この際、あまり無理に分けない方が無難です。 肥料 植えつけ時に緩効性肥料与え、後は芽が出始めた頃と花後に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 それほど大きな被害を与えるものはありません。 |
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