プスキニア |
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【プスキニアについて】 |
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プスキニアは、小アジア、コーカサスが原産のキジカクシ科の秋植え球根です。小型の球根で、こぼれ種でよく増えると言われているほど丈夫です。適期に充実した球根を植えれば、栽培はごく簡単ですが、花が咲くにつれ花茎が伸びて、花の重みで倒れやすくなります。 リバノティカは、写真のように花弁に筋が入るなかなか美しい花が咲きます。 【栽培メモ】 株が小さいので球根の間隔を広めに取るとまばらに咲いているという印象を受けます。鉢植えにして、かなり密植したほうが見栄えがします。 球根の肥大は、今ひとつという印象で、どちらかと言うと、温暖地よりも寒冷地に向いているように思われます。 |
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【プスキニアの概要】 |
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草丈 高さ10〜15pほどの小型の球根植物です。 花 葉が地中から伸びてくるのと同時につぼみが顔を出します。 そして葉の展開に合わせて花茎が伸びてきて、ひとつの花茎に星形の白い花が小さな房になって咲きます。 白色で濃青色の筋が入る花や白花があります。 耐寒性・耐暑性
寒さに強いので庭植えができます。 植えっぱなしにしておくと、温暖地では、夏の高温多湿で球根が腐ることがあります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Puschkinia scilloides 学名の説明 Puschkinia・・・・・18世紀のロシアの化学者で植物コレクターである Apollo Mussin-Puschkin への献名 scilloides・・・・・「ツルボ属に似た」 libanotica・・・・・「レバノンの」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えは、冬も水やりを忘れないようにします。 ※ 温暖地では、休眠期は掘り上げた方が安心です。 植え付け 10月〜11月上旬が植え付けの適期です。庭植えもできますが、小型の球根ですので鉢やプランターで育てるのに向いています。 花壇に植えるときは、植えつけの前に苦土石灰を撒いて庭土に混ぜておきます。植え込む際は、深さ20cmほど庭土を掘り返し、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 鉢やプランターに植える場合は、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 植え付けの深さ 花壇に植える場合は5〜6cmに、鉢植えの場合は3〜4cmほどの深さにします。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよい場所で育てます。庭植えの場合は、夏は日陰になるような落葉樹の下が最適です。 一定期間低温に当たらないと開花しませんので、鉢植えでも戸外の寒い場所に置く必要があります。 株間 通常3〜5pほどにしますが、小型の球根ですので、何球か固めて植え込むと見栄えがします。 鉢植えの場合は、6号鉢に10球程度が目安です。 植え替え 庭植えの場合、適地では植えっぱなしにして4〜5年したら植え替えをします。鉢植えは、毎年、もしくは2年に1回は植え替えをします。 日常の管理 多湿を嫌いますが、水切れするとせっかくの花が咲かなくなりますので、鉢植えは、冬も水やりを忘れないようにします。 冬の管理 耐寒性が強いので、霜除けは必要なく、鉢植えも戸外で大丈夫です。 休眠期の管理 庭植えの場合、毎年掘り上げる必要はなく、数年間は植えっぱなしでかまいません。ただし、温暖地では、夏場、日陰になるような涼しい環境でないと、夏の高温多湿で球根が腐りやすいので、掘り上げた方が安心です。葉が枯れ始めたら掘り上げて、涼しいところで保管します。 鉢植えは、鉢ごと乾燥させて、秋の植え替えまで涼しいところで保管します。 ふやし方 適地では、こぼれ種でよく増えますが、芽を出したものをそのままにしておくと全部は成長しないので、確実に増やしたいときは、いくつかに分けて鉢や庭に植えてやります。 肥料 庭植え、鉢植えとも芽が出始めたら緩効性の固形肥料を施します。後は、つぼみが見え始めたころに緩効性の固形肥料を追肥します。量は控えめでかまいません。 病気・害虫 特にないようです。 |
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