プシキニア Puschkinia scilloides

プシキニアの花
写真 プシキニア リバノティカ
撮影時期 2011.3.26
栽培状況 鉢植え
科名・属名

ユリ科
プシキニア属

園芸分類

秋植え球根

別名

(特にありません)

原産地

小アジア、コーカサス

用途

庭植え、鉢植え

花期

2〜3月

【プシキニアについて】

プシキニアは、小アジア、コーカサスが原産のユリ科の秋植え球根です。小型の球根で、こぼれ種でよく増えると言われているほど丈夫です。適期に充実した球根を植えれば、栽培はごく簡単ですが、花が咲くにつれ茎が伸びて、花の重みで倒れやすくなります。

リバノティカは、写真のように花弁に筋が入るなかなか美しい花が咲きます。

栽培したところでは、株が小さいので球根の間隔を広めに取るとまばらに咲いているという印象を受けます。鉢植えにして、かなり密植したほうが見栄えがします。

【花の特徴と性質】

プシキニアの花

草丈

高さ10〜15pほどの小型の球根植物です。

葉が地中から伸びてくるのと同時につぼみが顔を出します。

そして葉の展開に合わせて花茎が伸びてきて、ひとつの花茎に星形の白い花が小さな房になって咲きます。

白色で濃青色の筋が入る花や白花があります。

耐寒性・耐暑性

寒さに強いので庭植えができます。

植えっぱなしにしておくと、暖地では、夏の高温多湿で球根が腐ることがあります。

学名の説明

Puschkinia・・・・・18世紀のロシアの化学者で植物コレクターである Apollo Mussin-Puschkin への献名

scilloides・・・・・「ツルボ属に似た」

libanotica・・・・・「レバノンの」

【主な種類と品種】

リバノティカ
P. scilloides var.libanotica

白地に淡いブルーの線が特徴的な花です。

アルバ
P. scilloides var.libanotica cv.Alba

白花です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

10月〜11月上旬が植え付けの適期です。庭植えもできますし、小型の球根ですので鉢やプランターで育てるのにも向いています。

花壇に植えるときは、植えつけの前に苦土石灰を撒いて庭土に混ぜておきます。植え込む際は、深さ20〜30cmほど庭土を掘り返し、掘り上げた土の3割程度の堆肥と緩効性の化成肥料を入れて、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

鉢やプランターに植える場合は、市販の球根用培養土でよく育ちます。

植え付けの深さ

花壇に植える場合は5〜10cmに、鉢植えの場合は3〜5cmほどの深さにします。

プシキニアの花

鉢植えの場合は、6号鉢に10球が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよい場所で育てます。庭植えの場合は、夏は日陰になるような落葉樹の下が最適です。

一定期間低温に当たらないと開花しませんので、鉢植えでも戸外の寒い場所に置く必要があります。

株間

通常5pほどにしますが、小型の球根ですので、何球か固めて植え込むと見栄えがします。

植え替え

鉢植えは、毎年植え替えをします。

適地では、こぼれ種でよく増えますが、芽を出したものをそのままにしておくと全部は成長しないので、確実に増やしたいときは、いくつかに分けて鉢や庭に植えてやります。

日常の管理

多湿を嫌いますが、水切れするとせっかくの花が咲かなくなりますので、冬も水やりを忘れないようにします。

冬の管理

耐寒性が強いので、霜除けは必要なく、鉢植えも戸外で大丈夫です。

休眠期の管理

庭植えの場合、毎年掘り上げる必要はなく、数年間は植えっぱなしでかまいません。ただし、暖地では、夏場、日陰になるような涼しい環境でないと、夏の高温多湿で球根が腐りやすいので、掘り上げた方が安心です。葉が枯れ始めたら掘り上げて、涼しいところで保管します。

鉢植えは、鉢ごと乾燥させて、秋の植え替えまで涼しいところで保管します。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を施し、鉢植えは、ときどき液肥を与えます。

病気・害虫

特にないようです。

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