ヒギリ |
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【ヒギリについて】 |
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ヒギリ(緋桐)は、シソ科クサギ属の落葉低木です。種小名は japonicum(日本の)ですが日本には自生してなく、中国南部の原産です。 緋桐という名前は、葉がキリに似ていて花が緋色であることから名付けられてものですが、キリのようには大きくならず、1〜2mほどです。近縁種にジャワ島原産のジャワヒギリ(Clerodendrum speciosissimum)があります。 【栽培メモ】 ジャワヒギリの小さな苗木を入手して鉢植えで育てています。樹高が30pほどの小さいときに枝の頂部に赤い小さな点が見え始め、それが段々と大きくなって、とてもよく咲いてくれました。 冬場は室内に入れていましたが、葉がすっかり落ちたものの何とか冬を越し、春になって芽が出てきました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ヒギリの概要】 |
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樹高 1〜2mほどです。 花 枝の先に大きな円錐花序が伸びて、赤い花がたくさん咲きます。花は、咲き終わっても変色することなく、赤い色のままで散っていきますので、見苦しくなることはありません。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ (冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Clerodendrum・・・・・ギリシャ語の cleros(運命)+ dendros(樹木)が語源です。 japonicum・・・・・「日本の」 |
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【主な種類と品種】 |
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ヒギリの近縁種にジャワヒギリがあります。ジャワヒギリは、木が小さいうちから花が咲きます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 耐寒性が弱いので、通常は鉢での栽培になります。購入した苗木が小さい鉢に植えられていて根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして一回り若しくは二回り大きな鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土若しくはバーク堆肥を7対3程度にした用土などを使います。 置き場所 日当たりのよい場所で管理しますが、できれば、夏場は半日陰の方が水やりの回数が少なくてすみます。 植え替え 2年に1回は植え替えをします。時期は、十分に暖かくなった4月中旬〜5月が適当です。 鉢から抜いて、表土と古い土を三分の一ほど落とし、一回り大きめの鉢に植え替えます。 鉢が十分に大きいため同じ鉢を使うときは、古い土を半分ほど落として植え替えます。 日常の管理 生育期には土が乾いたらたっぷりと水やりします。特に、夏場の水切れには注意します。 剪定 花が終わったら、切り戻しておきます。 冬の管理 花が終わると、だんだんと寒くなってきますので、切り戻しをして室内に取り込みます。 水やりは控えめにして、やや乾燥気味に管理します。 肥料 生育期間中は、定期的に固形の緩効性肥料を置肥します。 病気・害虫 アオムシでしょうか、葉を食べられることがあります。 |
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