ヒソップ |
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【ヒソップについて】 |
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ヒソップは、南ヨーロッパから中央アジアが原産のシソ科ヤナギハッカ属の多年草(常緑低木)です。葉が線状で、香りがハッカに似ていることからヤナギハッカとも呼ばれます。なお、アニスヒソップはカワミドリ属で、アガスターシェとも呼ばれる別種です。 ヒソップは香りが強いことから、ハーブとして扱われていますが、小さな花が穂状に咲いてきれいなことから、花を楽しむためにも利用されています。 【栽培メモ】 春にタネを播いたところ、少し暑さに弱いので庭に植えた株は枯れてしまいましたが、プランターに植えて半日陰に置いた株は夏を越し、翌春に咲いてくれました。 |
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【ヒソップの概要】 |
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草丈 気温が上がるにつれて生育がよくなり、60pほどになります。 花 小さな花が穂状に咲きます。花穂は20pほどになり、花色は青紫の他、ピンクや白花があります。群植すると、なかなか魅力があります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、夏の高温多湿がやや苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hyssopus officinalis 学名の説明 Hyssopus・・・・・本種に使用された古代ギリシャの名前が語源です。 officinalis・・・・・「薬用の」、「薬効のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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各色をミックスしたタネが出ています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に、切り戻しをしておきます。 ※ 夏が近づいたら、鉢やプランターは半日陰に移します。 タネまき タネから育てる場合は、通常は秋まき又は春まきのいずれも可能です。秋まきでは、開花は翌々春になりますので、夏越しを考えると、関東以西の温暖地では春播きがよいかと思われます。箱まきにして、覆土はごく薄くします。 発芽後、本葉が2〜3枚になったら3号のポリポットに植え替えます。 植え付け タネから育てた場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。定植する際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 また、プランターなどに植えるときは、春に苗が出回りますので、これを植え付けると簡単に育てることができます。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。温暖地の場合は、夏の西日が当たるようなところは避けた方が賢明です。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。梅雨時から夏の間、長雨になりそうなときは雨の当たらないところに移すと安心です。 株間 30pほどにします。 植え替え 鉢やプランターに植えている場合は、毎年植え替えたほうが根詰まりしません。 日常の管理 乾燥には比較的強いですが、多湿を嫌いますので水のやりすぎには注意します。 夏の管理 夏の蒸れに弱いので、花後に、半分程度に切り戻しをしておきます。また、夏なったら、鉢やプランターは、半日陰に移します。 冬の管理 冬が近づいたら、株元から15〜20cmほどのところで枝を切り取っておきます。 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくします。 ふやし方 タネから育てるほか、挿し芽で増やせます。6〜7月に、枝を10cmほど切り取って挿し穂をつくり、1時間ほど吸水させてバーミキュライトなどに挿します。 肥料 植え付け時に緩効性肥料を与えますが、庭植えの場合は、後はさほど肥料を与える必要はありません。 鉢やプランターで育てる場合は、元肥のほか生育期に液肥を週2回程度与えるか、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 特にありませんが、夏の高温多湿で蒸れてしまうことがあります。 |
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