ヒベルティア |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【ヒベルティアについて】 |
|||||||||||||||||||
ヒベルティアは、オーストラリア原産のビワモドキ科ヒベルティア属の常緑小低木で、さわやかな黄色の花やオレンジ色の花が魅力的な花木です。横に広がるコンパクトな樹形ですので、花がないときもなかなかよいものです。 ただし、高温多湿に弱く、耐寒性も弱いので、やや育てにくいところが残念です。 【栽培メモ】 購入した木は、よく咲いてくれましたが、梅雨の多湿や夏の高温多湿に弱く、いつの間にかなくなってしまいました。水はけのよい用土に植えて育てることが大切のようです。 もっとも、一年ものと思って育てても、それはそれで魅力のある花木と言えます。 |
|||||||||||||||||||
【ヒベルティアの概要】 |
|||||||||||||||||||
樹高 一般に流通しているのは、葉がとても小さく樹高はせいぜい20〜30pほどでしょうか。ただし、品種によっては30〜70p程度になるものもあるようです。 花 花径3〜4p程度の黄色のさわやかな花が咲きます。オレンジ色の花が咲く種類もあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱いので、庭植えは困難です。 また、高温多湿にも弱いので、夏は涼しいところで管理する必要があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hibbertia spp. 学名の説明 Hibbertia・・・・・19世紀イギリスの商人、政治家でアマチュアの植物学者 George Hibbert への献名 pedunculata・・・・・「花柄のある」、「花梗のある」 stellaris・・・・・「星の」 vestita・・・・・「軟毛で覆われた」、「被包のある」 scandens・・・・・「はい上がる」、「よじ登る」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 夏場は、明るい日陰〜半日陰の涼しいところに置きます。 植え付け 通常、春に園芸店やホームセンターなどで開花株が販売されていますので、これを買って育てます。日本の気候には適しているとは言えませんので、環境に応じて移動できる鉢での栽培になります。 購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味の時は、根鉢をあまり崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土若しくはバーク堆肥、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などが一例です。 植え場所・置き場所 秋から春は日当たりのよいところに置きますが、冬は室内に、また、梅雨時や長雨が予想されるときは雨の当たらないところに移します。 植え替え 4月頃に植え替えをします。 日常の管理 枝が伸びて樹形が乱れてきたら、切り戻します。過湿を嫌いますが、とはいえ、乾燥させ過ぎるとダメージが大きいので適切な水やりと管理が大切です。 夏の管理 高温多湿に弱いので、夏場は風通しのよいところで管理します。特に、関東以西の温暖地の場合は、明るい日陰〜半日陰の涼しいところに置きます。それでも、枯れてしまうことがあります。 冬の管理 耐寒性が弱いので、冬は、室内に取り込みます。水やりは控えめにします。 肥料 植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を与えます。また、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にはないようですが、夏の高温多湿で元気がなくなり、枯れてしまうことがあります。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |