ビバーナム・スノーボール

ビバーナム・スノーボールの花
写真 ビバーナム・スノーボール
撮影時期 2014.4.23
栽培状況 庭植え

科名・属名

レンプクソウ科
ガマズミ属

園芸分類

落葉低木

別名

セイヨウテマリカンボク
スノーボール

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え

花期

4〜5月

【ビバーナム・スノーボールについて】

ビバーナム・スノーボールはビバーナムの仲間ですが、一般にスノーボールとして流通していて、よく植えられています。本種は、セイヨウカンボク(西洋肝木)あるいはヨウシュカンボク(洋種肝木)とも呼ばれるビバーナム・オプルス(Viburnum opulus)の花序全体が装飾花となった変種で、セイヨウテマリカンボクとも呼ばれます。

オオデマリによく似ていますが、枝が細く花を支えることができませんので、花が咲き進むと写真のようにうつむいて咲きます。樹勢もオオデマリほどではなく、樹高も低いことからよりコンパクトにつくれます。

【栽培メモ】

病害虫の発生もほとんどなく、剪定以外には手間がかかりません。ただし、木が枯れるほどではなかったですが、枝が相当枯れ込んだことがありました。植えた場所に原因があったのかもしれません。

【ビバーナム・スノーボールの概要】

樹高

高さは約1〜1.5m程度になります。

テマリ状の花で、咲き始めは淡い緑色で、だんだんと白くなっていきます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性とも強く育てやすい花木です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Viburnum opulus var. sterile

学名の説明

Viburnum・・・・・この属の植物の古ラテン名を属名に使用したものです。

opulus・・・・・カンボクの古ラテン名に由来します。

sterile・・・・・「不稔の」、「実らない」

【主な種類と品種】

ビバーナムの他の品種は、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 剪定は、花後に行います。

植え付け

春に花の咲いた木を購入して育てるか、秋に苗木を購入して植えつけます。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ビバーナム・スノーボールの花

植え場所

適当な日当たりと、水はけのよい土壌でよく育ちますので、そうした場所に植え付けます。

剪定

自然に樹形をつくりますので、通常、あまり剪定は必要ではありません。

必要なら、花後に伸びすぎた枝を軽く剪定しておきます。

肥料

2月ごろと9月に油カスと化成肥料を等量に混ぜたものを株元に施します。

病気・害虫

特にはないようです。

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