ハマナス |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ハマナスについて】 |
||||||||||||||||
ハマナスは、枝の先端に咲く濃桃色5弁の花が美しい野生のバラで、主に海岸の砂地に自生しています。 潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇(ハマナス)よ今年も咲けるや 石川啄木 これは、函館市の大森浜の海岸の砂山の蔭に咲くハマナスの花に寄せて、函館追慕の情を歌ったものと言われていますが、このようにハマナスは、北海道に多く自生しています。 ところで、ハマナスの名の由来は、秋に熟する赤い果実をナシに例えた「浜梨」からきています。これが、東北地方でなまってハマナスになったと言われています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ハマナスの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 樹高は高さ1〜1.5mほどです。本州の太平洋側では茨城県まで、日本海側では島根県まで分布しています。 花 花は、花茎の先に1〜3個つけます。花径7〜10pほどで、美しい桃紅色の花です。白花もあります。 花には強い芳香があり、かっては天然香料に使われていました。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、耐暑性がやや弱いようです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい 学名の説明 Rosa・・・・・バラのラテン名 rosa に由来します。 rugosa・・・・・「しわの多い」、「しわのよった」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
変種に白花ハマナスやヤエハマナスがあります。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
植え付け 11月〜2月頃に、株分けした苗を植えつけます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、日当たりのよいところを選びます。 剪定 あまり大きく伸びないので、剪定はあまり必要ありません。ただし、数年に一度は、古くなった枝を地際で切り戻しをして、枝の更新をはかります。 時期は、落葉期の1〜2月頃が適期です。剪定をする際は、トゲに注意します。 ふやし方 株分けや挿し木によって増やすことができます。 また、タネを播いて育てることができますが、開花まで年数がかかります。 肥料 2月〜3月頃と花後に緩効性の化成肥料を株元に施します。 病気・害虫 アブラムシがつくことがあります。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |