ハボタン(葉牡丹) |
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【ハボタンについて】 |
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ハボタン(葉牡丹)はアブラナ科アブラナ属の夏(秋)播き一年草で、地中海から中近東が原産の野菜のキャベツ(B. oleracea)を観賞用に品種改良したものです。 冬の花壇や寄せ植えに欠かすことのできないものですが、江戸時代以降日本を中心に品種改良が進められ、多くの品種が作り出されています。品種は、大きくは東京丸葉系、名古屋縮緬系、大阪丸葉系の三つに分けられています。 花壇に植えて楽しむのが一般的ですが、種苗会社のカタログを見ると切花用の高性種や鉢植え、プランター栽培に適した小型の品種など、たくさんの品種があります。 【栽培メモ】 温暖地の場合でも遅くても8月中に播く必要がありますが、遅くなりすぎて貧弱な株になったことがあります。やはり、適期に播くことが肝要です。 上の写真は、8月下旬に播いたものですが、生育はよく順調に育ってくれました。ただし、アオムシ等の防除に手が回らず、かなりやられてしまいました。 |
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【ハボタンの概要】 |
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草丈 20〜80pになります。 花 鑑賞の対象となる葉は、白色 赤色 赤紫色などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く、秋の寒さで着色します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 タネから育てる場合:比較的やさしい 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Brassica oleracea var. acephala 学名の説明 Brassica・・・・・キャベツの古ラテン名に由来します。 oleracea・・・・・「食べられる」、「畑で栽培の」 acephala・・・・・「頭花のない」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ アオムシやヨトウムシの防除を怠らないようにします。 タネまき 秋の低温で発色することから、それまでにある程度の大きさの株に育てる必要がありますので、7月下旬から〜8月中旬ごろがタネ播きの適期です。関東以西の温暖地でも8月中には播くようにします。 暑い時期のタネ播きとなりますので、必ず清潔な用土を使います。育苗箱に、5cmほどの間隔で点播きし、覆土は3〜5mm程度にします。発芽するまでは日陰に置きますが、発芽し始めたら徐々に日に当て、徒長しないよう注意します。 発芽後、本葉が2〜3枚になったら7cm(2.5号)のポリポットに植え替え、1週間に1回程度液肥を与えながら苗を育てます。 植え付け ポットの底に根が回ったら、花壇やプランターなどに定植します。 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。 植え付けの際は、腐葉土もしくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も撒いてから庭土を深さ30cmほど耕して植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。ただし、観賞時は室内で管理してもかまいません。 株間 大株は25〜30p程度、小型種は15p程度を目安にします。 日常の管理 植えつけ後は、たっぷりと水やりし、根が定着したら控えめにします。鉢植えの場合は、表土が白く乾いたら十分に与えます。 傷んだ下葉は早く取り除いて、きれいな株を維持していきます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。 肥料 花壇に植える場合は、植え付ける際に配合肥料を1u当たり30gほど施しておきます。 鉢やプランターで育てる場合は、元肥の他に生育中に緩効性の固形肥料を与えるか、液肥を定期的に与えます。 10月になったら肥料を与えないようにします。遅くまで肥料を与えると発色が悪くなります。 病気・害虫 ヨトウムシやアオムシが発生しやすいので、定植時にオルトラン粒剤を撒いておくと被害が少なくなります。また、雨がよく降るとベト病が発生することがあります。 |
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