パイプカズラ

パイプカズラの花
写真
撮影時期
栽培状況

科名・属名

ウマノスズクサ科
ウマノズズクサ属

園芸分類

常緑つる性低木

別名

サラサバナ

原産地

ブラジル

用途

鉢植え

花期

6〜9月

【パイプカズラについて】

パイプカズラは、ブラジル原産のウマノスズクサ科ウマノズズクサ属のつる性低木です。筒状の花の基部が膨らんでいてパイプ似ていることが名前の由来です。

この花の特徴は、花径5〜7pの花弁に見える部分が暗紫色で白い脈状斑が複雑に入っていて、他には見ることがない独特の色彩にあります。実はこの部分は、花弁ではなくガクです。

因みに、ウマノスズクサは、日本では本州から琉球2分布するつる性の多年草ですが、その名前は、果実が馬の首に架ける鈴に似ているからと言われています。

【栽培メモ】

苗を購入して育て始めたところですので詳細は追って・・・

【パイプカズラの概要】

草丈

つる性で、3メートルほどに伸びるようです。

暗紫色で白い脈状斑のある花のように見える部分はガクで花弁ではありません。花径は5〜6pほどです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒温度は5〜8度とされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Aristolochia elegans(= A. littoralis)

学名の説明

Aristolochia・・・・・ギリシャ語の aristos(非常によい)+ lochos(出産)が語源です。

elegans・・・・・「優美な」

【主な種類と品種】

この属には、パイプカズラの他に、花の大きなギガンテア(A. gigantea)などがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

耐寒性が弱いことから、鉢植えでの栽培になります。小さい鉢に植えられている場合は、一回りもしくは二回りほど大きい鉢に植え付けます。

つる性ですので、アンドン支柱を立てておきます。

鉢植えの用土

市販の園芸用培養土、もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものに植え付けます。

置き場所

強い日差しを嫌いますので、夏場以外は半日陰に置きます。

植え替え

2年に1回を目安に、4月頃に植え替えをします。

日常の管理

つる性ですので、つるが伸びるに従って誘引していきます。花がひととおり終わったら伸びすぎたつるを切り戻しておきます。

夏の管理

強い日差しを避け、明るい日陰に置くようにします。夏場は鉢土が乾燥しやすいので、水切れを起こさないように注意します。

冬の管理

耐寒性が弱いので、冬は室内の暖かいところに置きます。冬場は生育が止まりますので、水やりは控えめにします。

肥料

生育期間中に、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

ハダニやカイガラムシが付くことがあります。

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