バイカウツギ

バイカウツギの花
写真 'ベルエトワール'
撮影時期 2008.5.25
栽培状況 庭植え

科名・属名

アジサイ科
バイカウツギ属

園芸分類

落葉低木〜中木

別名

(特にありません)

原産地

日本、中国、欧州、北米

用途

庭植え

花期

5月

【バイカウツギについて】

バイカウツギ(梅花空木)は、アジサイ科の落葉低木〜中木で、国内では本州、四国、九州に分布していて、サツマウツギとも呼ばれ、種小名も(P. satsumi)(薩摩の)ですが、鹿児島県には自生地が確認されていないようです。

この属には、他に、北米にイノドルス種(P. inodorus (= P. grandiflorus)が、そして、南ヨーロッパにコロナリウス(P. coronarius)などが分布しています。

この中で、園芸として、多く植栽されているのは、種間交配種の 'ベル・エトワール' や八重咲きのスノーベルなどです。

なお、バイカウツギというのは、ウメに似た花が咲くウツギということで名付けられていますが、ウツギとは別属になります。

【栽培メモ】

それほどスペースを必要とせず、毎年美しい花が楽しめます。ただし、枝の伸びて樹形が乱れてしまいますので、毎年の剪定は欠かせません。

【バイカウツギの概要】

バイカウツギの花

樹高

落葉低木〜中木で1.5〜2mほどになります。剪定をすれば樹高が抑えられます。

小さいうちからよく花を付けます。白花のほか花の中心に淡い紅紫色が入る品種があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Philadelphus spp.

学名の説明

Philadelphus・・・・・紀元前3世紀のエジプト王 P.Philadelphus に因みます。

satsumi・・・・・「薩摩の」

inodurus・・・・・「香りのない」、「匂いのない」

coronarius・・・・・「花冠のある」、「小花冠のある」

grandiflorus・・・・・「大きい花の」

【主な種類と品種】

ベル・エトワール
P. × lemoinei 'Belle Etoile'

バイオウツギ属の種間交配種です。花の中心に淡い紅紫色が入るのが特徴で、芳香を持つ人気種です。

スノーベル(Snow Belle)

白の八重咲きです。(写真:下から2枚目)

なお、ベニバナバイカウツギとして出回っている品種は、バイカウツギではなくウツギの仲間のロンギフォリア(Deutzia longifolia)の交雑種とされています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 通常の剪定は、花後、あまり間をおかずに行います。

バイカウツギの花

植え付け

落葉樹ですので11〜12月又は2〜3月ごろが植えつけの適期です。

苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。

植え替え

鉢植えの植え替えは、2年に1回を目安に行います。

植え場所・置き場所

日当たりがよく、やや湿ったところが適地です。半日陰でもよく育ちます。ただし、夏の強い西日を嫌いますので、こうした場所は避けたほうが無難です。

鉢植えも日当たりのよいところで育てますが、夏は半日陰になるところに移します。

剪定

枝が不定型によく伸びますので、放任しておくと樹形が乱れてしまいます。ですので、毎年剪定をして、まとまった樹形を保っていく必要があります。

バイカウツギは夏には花芽ができてきますので、通常の剪定は、花後、あまり間をおかずに行います。冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。

12月〜2月の剪定は補助的に行います。伸びすぎた枝を切り詰めたり、逆枝、立ち枝、下がり枝、平行枝、車枝などで特に目障りな枝を切り取って樹形を整えます。

バイカウツギの花

肥料

鉢植えは、春と秋に油かすの固形肥料を置肥するか緩効性の化成肥料を与えます。

庭植えの場合は、1〜2月に寒肥として有機質肥料を与えますが、木がある程度の大きさになれば、特段肥料を与えなくてもよく咲いてくれます。

病気・害虫

それほど被害を与えるものはありませんが、ウドンコ病が発生することがあります。

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