ハブランサス |
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【ハブランサスについて】 |
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ハブランサスは、中南米原産のヒガンバナ科の春植え球根です。とても丈夫で耐寒性もありますので、植えっぱなしにできます。むしろ、毎年植え替えるよりは、その方がよく咲いてくれます。 ゼフィランサスの近縁種で、この二つはよく似ていますが、違う点は、ゼフィランサスは受け咲きで、ハブランサスは横向きに咲くという点です。ただし、これも、相対的なもので、ゼフィランサスの中にも、やや横向きに咲く種類があり、判然としたものではないと思われます。 咲く時期は初夏からですが、雨の後に思い出したように咲くので、うっかりすると見過ごしてしまうことがあります。 ところで、最近、ジャンボハブランサスという名前で流通している品種(写真:最下段)がありますが、確かにハブランサスとしては飛び抜けたサイズの花が咲きます。ブラキアンドラスと何かの種間交雑種ではないかと言われていますが、素性は今ひとつはっきりしません。 【栽培メモ】 庭植えとプランターに植えて育てていますが、大変丈夫で、植えっぱなしにできますので手間がかかりません。花が一斉に咲きますので、球根を詰めて植えると、賑やかに咲いてくれます。 上の写真は、そろそろ植え替えをしなければと思いつつ、5年くらいプランターで植えっぱなしにしていましたが、とてもよく咲いてくれました。 |
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【ハブランサスの概要】 |
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草丈 15〜30p程度です。 花 花径5〜10pほどの花で、花色は淡桃色、桃色の品種が一般的です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く、関東以西では露地で越冬します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Habranthus spp. 学名の説明 Habranthus・・・・・ギリシャ語の habros(優美)+ anthos(花)が語源です。 brachyandrus・・・・・ギリシャ語の brachy(短い)+ andros(雄しべ)が語源です。 robustus・・・・・「大きい」、「壮大な」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 球根が混みあってきて、花があまり咲かなくなったら植え替えます。 植え付け 花壇に植えても、鉢やプランターでも育てやすい球根で、3月下旬から4月中が植え付けの適期です。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 とても丈夫な球根ですので、用土についてはそれほど神経質になる必要はありません。 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 花壇に植える場合は3〜5cmほどに、鉢やプランターに植える場合は2〜3p程度にします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。ただし、半日陰程度でもよく育ちます。 株間 花壇に植える場合は、3〜5pとかなり密植して植える方が見栄えがよくなります。 鉢植えの場合は、6号鉢に7球程度が標準です。 植え替え 花壇に植えた場合は5年くらいは植えっぱなしにできます。プランターなども3年くらいは植えっぱなしにできます。 いずれの場合も、球根が混みあってきて、花があまり咲かなくなったら植え替えます。時期は、3月下旬から4月中が適期です。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合は、乾燥させすぎないようにします。 タネを採る場合を除き、花が咲き終わったら早めに摘み取って株の負担を減らします。 ふやし方 植え替えの時に分球して増やすことができます。 肥料 花壇に植える場合は、それほど肥料をやらなくてもよく育ちますが、必要なら3月と9月下旬ごろに化成肥料を与えます。 鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は9月ごろに追肥します。 病気・害虫 特にありません。 |
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