春咲きグラジオラス |
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【春咲きグラジオラスについて】 |
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グラジオラスといえば、夏に咲く色鮮やかな花を思い浮かべますが、この春咲きグラジオラスは、秋植え球根で名前のとおり春に花が咲きます。 現在、流通している品種の多くは、トリスティス種(G. tristis)やカルディナリス種(G. cardinalis)などの原種が交配されたものです。 夏に咲くグラジオラスと同じ属ですか草姿もずいぶんと異なり、別のイメージの植物です。花は清楚で、香りのとてもよい品種もあり、また、鉢植えで容易に育てることができるなど、とても魅力があります。 【栽培メモ】 鉢植えで育てましたが軒下で冬を越し、春には大変よく咲いてくれました。 |
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【春咲きグラジオラスの概要】 |
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草丈 30〜70p程度です。 花 花径は5〜8p程度で、夏に咲くグラジオラスと比較すると小輪です。花色は、白、黄、紫、ローズピンクなどで、繊細な花色が特徴かと思われます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はやや弱いと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Gladiolus spp. 学名の説明 Gladiolus・・・・・ラテン語の gladium(剣)が語源です。 tristis・・・・・「鈍い」、「ぼんやりした」 carneus・・・・・「肉色の」、「肉紅色の」 cardinalis・・・・・「深紅色の」、「緋色の」、「主要な」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 耐寒性がやや弱いので、冬の寒さに気をつけます。 植え付け 耐寒性がやや弱いことから、一般的には鉢やプランターで栽培します。また、夏咲きのグラジオラスと比較すると格段にコンパクトですので、鉢やプランターでの栽培に適しています。温暖地の場合は、十分に霜除けをすれば庭植えも栽培できます。 10月が植え付けの適期ですが、温暖地の場合は、11月上旬まで植え付けが可能です。 温暖地で庭に植える場合は、酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。 植え付けの際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 鉢植えの場合は4〜5cm、庭植えで5〜7cmほどにします。鉢植えの場合は深鉢が適しています。 植え場所・置き場所 鉢やプランターで育てる場合は日当たりのよいところに置きます。 花壇に植える場合は、家の南側など北風が当たらず、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 株間 鉢植えの場合は7号鉢に5球が目安です。庭植えの場合は5〜10cmほどにします。 植え替え 庭植えにしたものも鉢植えも、毎年掘り上げて植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターに植えた場合は、過湿にならないよう鉢土の表面が乾いたら水やりします。長雨が予想されるときは軒下など雨のかからないところ移します。 冬の管理 冬が近づいたら、鉢やプランターは霜の当たらない軒下に移します。 庭植えの場合は農ポリなどでトンネルをして霜除けをします。 休眠期の管理 花が終わり、葉が枯れてきたら堀り上げます。掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。 保管は、日の当たらない涼しいところにします。 ふやし方 秋の植え替えの時に、分球して増やすことができます。 肥料 発芽後に、緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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