ナンテン |
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【ナンテンについて】 |
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ナンテン(南天)は、日本の中部以南、そして中国などに自生するメギ科ナンテン属の1属1種の常緑(半常緑)の低木です。漢名「南天燭」の略とされていますが、「難を転ずる」ということから縁起がよいとされる木のひとつです。 迷信といえばそれまでですが、初夏に白い花が咲き、晩秋には赤い実が目立ってきて、冬の間、鑑賞できることから、昔から玄関先などによく植えられてきました。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、生育は比較的ゆっくりで、それほど場所を取りません。 |
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【ナンテンの概要】 |
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樹高 矮性種もありますが、一般には1.5〜2mほどで、株立ちの樹形になります。 花 花は鑑賞の対象にはされませんが、初夏に白い花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり庭植えができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Nandina domestica 学名の説明 Nandina・・・・・日本語の「ナンテン」に由来します。 domestica・・・・・「栽培された」、「馴化された」 |
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【主な種類と品種】 |
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実付きのよい‘森清1号’のほか、矮性で実の付かないオタフクナンテン(写真:中)などがよく栽培されます。また、果実の白いシロナンテンもあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 剪定をするなら3月頃に行います。 植え付け 3月中旬〜4月が植え付けの適期ですが、9月頃でも可能です。 苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 庭に植えられることが多いですが、鉢植えでも育てられます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所 ナンテンは比較的日陰にも強いですが、実付きをよくするなら、半日陰程度で水はけのよいところに植え付けます。西日が長く当たるようなところは避けた方が賢明です。 鉢植えも、午後は日陰になるようなところに置きます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回程度の間隔で植え替えます。 剪定 ナンテンは、それほど手を加える必要はありませんが、放任すると雑然としてきますので、幹を5〜7本程度にした方がすっきりします。 そこで、一度花芽を付けた枝は3年ほどは実を付けませんので、そうした枝を根元から切り取ります。また、枯れ枝や充実していない枝も根元から切り取ります。時期は3月頃に行います。 また、長くなりすぎた枝は、短く切り詰めると、そこから枝が出てきます。なお、オタフクナンテンは、ほとんど剪定の必要はありません。 肥料 油かすと骨粉を等量混ぜたものを2月に株元に与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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