ナイアガラツリー

ナイアガラツリーの花
写真 ナイアガラツリー
撮影時期 2023.6.17
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キリラ科
キリラ属

園芸分類

常緑低木

別名

キリラ・ラセミフローラ

原産地

北アメリカ

用途

庭植え(鉢植え)

花期

6〜7月

【ナイアガラツリーについて】

ナイアガラツリーは、北アメリカ南東部原産のキリラ科キリラ属の常緑低木です。キリラ科には、キリラ属とクリフトニア属がありますが、キリラ属はラセミフローラの1属1種です。

キリラ・ラセミフローラは常緑樹ですが、寒い地域は冬に葉を落とすようです。この木の特徴は、初夏に、たくさんの小さな白い花が房状に垂れて咲くことで、その様を滝に見立てたものと思われます。

【栽培メモ】

やっと入手しましたので、とりあえず鉢植えにしています。冬は大事をとって土間に入れておいたところ、それほど葉を落とすこともなく冬を越しました。つぼみは5月には見え始めますが、6月になって咲き出しました。

【ナイアガラツリーの概要】

ナイアガラツリーの花

樹高

1〜3mほどになるようですが、鉢植えで育てると枝の伸びはゆっくりです。

総状花序になり、たくさんの小さな白い花が房状に垂れて咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性は−5度されています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Cyrilla racemiflora

学名の説明

Cyrilla・・・・・18世紀イタリアの病理学者、植物学者、昆虫学者である Domonico Cirillo への献名

racemiflora・・・・・「総状花序の」

【主な種類と品種】

キリラ属は1属1種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

ナイアガラツリーの花

植え場所・置き場所

日当たりのよいところに植え付けます。半日陰でも問題ありません。鉢植えも当たりのよいところ、もしくは半日陰になるところに置いて育てます。

植え替え

鉢植えは、2年に1回は植え替えます。

剪定

伸びすぎた枝を花後に整理します。

冬の管理

鉢植えは、霜の当たらない軒下に置き、水やりは控えめにします。寒冷地は、室内に取りこみます。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にはなさそうです。

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