ナニワイバラ |
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【ナニワイバラについて】 |
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ナニワイバラ(難波茨)は、中国南部、台湾原産のバラ科バラ属の落葉つる性低木です。名前の由来は、難波商人によって日本に持ち込まれたことによるものとされています。 原種のバラのひとつで、白の大きな花が咲くことと、とても丈夫なことから、古くから庭木として利用されています。写真のように生垣に利用されているナニワイバラをよく見かけます。 |
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【ナニワイバラの概要】 |
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樹高 ツル性で、よく伸びると5〜6mになるようです。 花 白色の一重で、花径7〜8pです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい(誘引作業が必要) (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Rosa laevigata 学名の説明 Rosa・・・・・バラのラテン名 rosa に由来します。 laevigata・・・・・「平滑の」 |
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【主な種類と品種】 |
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白花だけのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 枝の誘引は冬に行います。 植え付け 春又は秋に植え付けます。庭植えにしてフェンスなどに誘引しているところをよく見かけますが、段々と鉢を大きくしていけば鉢植えでも育てられないことはありません。 庭に植えるときは、直径30〜40p、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と有機質肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 バラ専用の培養土がホームセンターなどで売られていますが、市販の草花用培養土も使えます。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 午前中だけ日の当たるような場所でもかまいませんが、日当たりが悪いと花付きが悪くなります。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えをします。 日常の管理 性質は丈夫で、生育は旺盛です。枝の誘引は冬に行います。直立させると花付きが悪くなるので、元気のよい太い枝や新し く出た枝を中心に斜め方向に誘引します。 剪定 花後から勢いのよい枝が伸びてきますので、7月頃までに混み合った枝を一度剪定をしておきます。 冬になったら、残した枝の枝先を軽く切り詰めるとともに、枯れ枝や古い枝を切り取っておきます。 肥料 新芽が伸びる2月頃、そして秋に骨粉、油粕等の有機質肥料を与えます。特に秋の肥料で来年の花芽が充実します。 病気・害虫 病害虫は少ないですが、アブラムシ、ハダニなどに注意します。 |
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