ディオニシア |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【ディオニシアについて】 |
||||||||||||||||
ディオニシア属は、中央アジアに40種ほどが分布していますが、自生地はいずれも高山の乾燥地域で、多湿に弱く、とりわけ日本の夏の高温多湿が苦手です。 その中で、唯一、春先に園芸店やホームセンターで見かけるのが、写真のアレティオイデスです。小さなこんもりした草姿にもかかわらず、鮮やかな黄色の花がたくさん咲きますので目を引きます。 【栽培メモ】 水はけのよい用土を使いましたが、残念ながら、気温が上がってくると元気がなくなり、やがて枯れてしまいました。夏の高温多湿に弱く、購入したときは、1年と割り切って育てています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【ディオニシアの概要】 |
||||||||||||||||
草丈 こんもりとした草姿で、10pほどです。 花 花径は1〜1.5pほどですが、鮮やかな花がたくさん咲きます。 耐寒性・耐暑性
寒冷地でなければ、夏越しは厳しいと思われます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Dionysia・・・・・ギリシャ神話のディオニソスに由来します。 aretioides・・・・・ Aretia(アレティア属)+ oides(・・・に似た)が語源ですが、アレティア属については不詳です。 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
レモンアリエッタという名前で販売されていますが、本種の流通名かもしれません。'ベベレ'('Bevere')という品種がありますので、あるいは、それと同じかもしれません。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ やや乾燥気味にし、過湿にならないよう注意します。 植え付け 春先に園芸店やホームセンターに開花株が出てくることがありますので、通常は、この株を買って育てることになります。小さい鉢やポットに植えられていて根詰まりしているときは、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。山野草の培養土、若しくは赤玉土、鹿沼土、軽石砂を等量にした用土などが一例です。 置き場所 秋から春先は日当たりのよいところに置きます。 植え替え 夏を越したことがありませんが、夏を越すことができれば、秋に植え替えることになると思われます。 日常の管理 やや乾燥気味にし、過湿にならないよう注意します。 雨のかからないところに置き、葉にかからないように水やりした方が安全です。 夏の管理 半日陰で、風通しのよい涼しいところに移します。それでも、寒冷地でないと夏越しは厳しいと言えます。 冬の管理 耐寒性が強く、戸外で冬を越します。水やりは控えめにします。 肥料 春と秋に薄めの液肥を月1回与える程度にします。 病気・害虫 夏の高温多湿で枯れることがよくあります。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |