ドンベア |
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【ドンベアについて】 |
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ドンベアは、マダガスカル諸島原産のアオギリ科の熱帯性花木です。花は、秋から冬に咲きます。耐寒性がないので、庭植えができる地域は、温暖地の中でも無霜地帯に限られますが、その他の地域では鉢植えで育てられます。 ドンベアの中では、ウォリッキーとピンクドンベアという別名があるバーゲッシアエがよく栽培されています。この二つを比較すると、バーゲッシアエの方が耐寒性があると言えます。 【栽培メモ】 バーゲッシアエ(ピンクドンベア)を無加温の簡易温室に置いてありましたが、いつの間にか鉢底から根が出て庭植えと変わらないようになりました。鉢植えではそれほど大きくならないのに、木がどんどん大きくなって困りました。 その後、台風で簡易温室が傷んでしまい、通常の庭植えと同様の状態になりましたが、枯れることはなく、上の写真のように花もよく咲いています。 ウォリッキーの方も育てていましたが、こちらは、葉の食害を受けやすく油断をして被害がひどくなりました。鉢植えから庭に降ろして、冬は菰と農ポリで包んで霜除けをしてみましたが、残念ながら春になっても芽を吹くことはありませんでした。 |
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【ドンベアの概要】 |
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樹高 2〜3mほどです。 花 ウォリッキーは、たくさんの花がくす玉状に集まって下向きに咲きます。 バーゲッシアエ、ほんのりとピンクが入った上品な色合いです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありません。ただし、ピンクドンベアの方が比較的耐寒性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (寒さに気をつければ)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Dombeya spp. 学名の説明 Dombeya・・・・・フランスの植物学者 J.Domdey への献名 wallichii・・・・・デンマークの植物学者 N.Wallich への献名 burgessiae・・・・・イギリス人の Miss Burgess への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 水切れさせると株が弱りますので、水切れさせないようにします。 植え付け 苗木は園芸店やホームセンター、あるいは種苗会社のカタログなどを通じて入手します。耐寒性が弱いので、通常は、鉢での栽培になります。 購入したときに鉢が小さいときは、根詰まりを起こさないよう二回りほど大きな鉢に植え替えます。 関東以西の暖地であれば。ピンクドンベアは庭植えができます。もっとも、庭に植える場合でも、鉢植えで1、2年育ててからにします。 庭に植える場合は、暖かくなった4月ごろが適期です。苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植え付けたら、たっぷりと水やりをして、支柱をしておきます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 日当たりのよいところで管理しますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 植え場所 家の南側など北風の当たらない暖かいところに植え付けます。 植え替え 鉢植えは、暖かくなった4月ごろに植え替えをします。ドンベアは、根の張りが早いので、できれば毎年植え替えるようにします。 植え替えを怠ると、花が咲かなくなってきます。 日常の管理 水切れさせると株が弱りますので、水切れさせないようにします。特に、夏場は鉢が乾きやすいので気を付けます。 剪定 花後、あるいは植え替えに併せて、伸びすぎた枝などを切り戻しておきます。大きくなりすぎたときは、全体を切り詰めます。 冬の管理 耐寒性が弱いので、冬は室内に取り込みます。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 バーゲッシアエ(ピンクドンベア)は、関東以西の温暖地であれば、北風と霜の当たらない軒下でしたら、葉が落ちるものの冬を越すことができます。ただし、寒さが厳しい日は、玄関などに入れるほうが無難です。 なお、庭植えにしたピンクドンベアは、冬が来る前に、思い切って切り戻しをして、霜除けをしておきます。 ふやし方 梅雨のころに挿し木で増やすことができます。 肥料 鉢植えは、4〜10月ごろにかけて、定期的に置肥をします。庭植えの場合は、あまり肥料を与えなくて花はよく咲いてくれます。 病気・害虫 フタトガリコヤガではないかと思いますが、ウォリッキーは放置していると葉の食害がひどくなります。 |
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